「コンセプトストアでセンスを磨けるのか」

近年、アパレル・ステーショナリー・キッチン雑貨などジャンルにこだわること無く、ライフスタイルを提案するコンセプトストアがトレンドです。

有名雑貨店CIBONEが立ち上げたトゥデイズ・スペシャルに、メンズセレクトショップ1LDKがプロデュースした1LDK apartmentsm、小林武が指揮をとった代々木VILLAGEなど、数えていけばキリはありません。

店内には、コンセプトストアと銘打っているだけあって、そのショップ独自の世界観で様々な商品が立ち並び、当然のことながらインスタレーションにもこだわった素敵な内装になっています。

多くのアーティストの作品や、バイヤーなどが買い付けてきたハイセンスな商品などを一同に販売できるので、利用者は街中をフラフラすることなく、一カ所ですべて生活がまかなえてしまう利便性の高さは、今までにそう多くはなかったはずです。

さて、予算的な話は抜きにして、そんな場所で生活雑貨を全て揃えてしまえば、確実にハイセンスですばらしい生活は約束されるでしょう。

ただ、本当にそれで良いのでしょうか?

コンセプトストアの乱立は人それぞれのセンスを殺してしまってはいないでしょうか?

“あの店で並んでいる物であれば、間違いなくオシャレなんだ”こう思ってしまい、いつの間にか自宅がそのショップの物で溢れかえってしまっては、自分の感性というのは磨かれないような気もしませんか?

昔から愛されるロングセラーのアイテムは、確かに質も良いでしょうし、名前が生き続けている理由もわかります。

ただ、それは自分が本当に必要としているものなのでしょうか?無理に必要としてませんか?

コンセプトストアを立ち上げる方々の多くは、業界でも名の通ったオシャレな方々です。

勿論、絶大な信頼はおけるでしょうし、チョイスだって抜群です。

ただ、完全依存では結局流行に乗っかっているだけです。

今、日本で増加傾向にあるコンセプトストアの使い方として、参考程度で良いのではないでしょうか?

そして、本当に自分が気に入った商品を見つけた時にだけ購入すれば良いと思います。

売れなければ店は潰れてしまいますから難しいところですが、コンセプトストアの訴える本当の意味は“良いものとふれあい、日々の生活を大切に生きて欲しい”。こんなことだと思います。

まずは自分の好きな物、必要な物を把握し、そこからセンスを磨いていって下さい。

その、手助けをしてくれるのが、コンセプトストアなのですから。

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