『日本写真の1968』展1968-Japanese Photography

本展では、「1968年」を中心に1966〜74年までの間、日本で「写真」という枠組みがどのように変容し、世界を変容させていったかを辿り、「写真とは」「日本とは」「近代とは」を探ることができる。

森山大道 「無題」『PROVOKE』季刊第2号より 1969年

1960年代後半は、戦争、革命、暗殺など、世界中のあらゆる領域でこれまでの枠組みに対して根源的な問いかけと異議申し立てが行われました。写真においても、近代写真が構築した「写真」の独自性とそれを正当化する「写真史」への問いかけが始まりました。
特に1968年は、「写真100年-日本人による写真表現の歴史展」、『カメラ毎日』での「コンポラ写真」の特集、『プロヴォーク-思想のための挑発的資料』の創刊、そして沸騰する学生運動は大学から路上へ、さらに農村へと展開し、闘争の側から撮影した写真群が巷に叛乱してゆくなど、今日の「写真」の社会的な枠組みを考える上で重要な出来事が集中して現れました。「1968年」を中心にして、1966~74年の間で、日本で「写真」という枠組みがどのように変容し、世界を変容させていったかをたどり、「写真とは」「日本とは」「近代とは」をさぐります。

武林盛一 「幌内駅」 c.1871-1880

 

 

 

 

 

 

 

牛腸茂雄 シリーズ「日々」より 1971年

 

 

 

 

 

 

【展示構成】

1968年、日本写真に起こった大きな4つの出来事を核にして展覧会を構成します。
1)「写真100年―日本人による写真表現の歴史展」
2)『プロヴォーク 思想のための挑発的資料』
3)「コンポラ写真」
4)「写真の叛乱(はんらん)」

【展示作品および資料】

出品作家:東松照明、森山大道、中平卓馬、高梨豊、田本研造、武林盛一、桑原甲子雄、牛腸茂雄、
鈴木清、新倉孝雄、田中長徳、田村彰英、渡辺眸、ユニット69 ほか
出品資料:『PROVOKE』、『カメラ毎日』、『フォトクリティカ』などの写真雑誌
『朝日ジャーナル』『アサヒカメラ』『デザイン』などの一般雑誌
「写真100年―日本人による写真表現の歴史展」関係資料 など

会 場:東京都写真美術館 2階展示室
主 催:東京都 東京都写真美術館
会 期:2013年5月11日 ( 土 ) ~ 7月15日 ( 月・祝 )
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)
料 金:一般 600(480)円/学生 500(400)円/中高生・65歳以上 400(320)円

 

 

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