「大竹伸朗が見せるアートな姿」

日本人として誇るべきアーティストを1人挙げなければいけない、といわれたら真っ先に思い浮かべるのは「大竹伸朗」です。

基本的には様々なものを組み合わせて作るコラージュ作品が有名ですが、絵本に写真、ライブパフォーマンスなど多岐にわたり活躍を見せるアーティストです。

自分を見つめ直すために、北海道の牧場で働いたり、イギリスに留学したりと様々な放浪を経て、現在に至ります。

ゴミやガラクタ(アートな材料ですが)を集めて貼付ける巨大な作品を発表して、海外でも非常に評価が高い日本を代表する最高のアーティストです。今では過疎化が進んでいる愛媛県宇和島を活動の拠点としているのですが、素晴らしい場所であり、以前テレビで大竹氏を特集した際に見ましたが本当にアーティトための良い場所だと感じました。

アーティストというのは良い作品を生み出すために、環境を整えている方が多いのですが、とても大切な要因だと思います。都内で仕事が多いから…という理由で都内に滞在するアーティストも多いのですが、やはり自分の本当に作りたい作品が評価される方は制作場所にもこだわっているのです。

さて、この大竹伸朗なのですが、ボアダムスの山塚アイや坂本龍一、和田ラジヲなどとの親交も厚く、各界の著名人からも崇拝されています。

とにかく、コラージュという作品はただ貼付けているだけではなく、単独では力の無いものが重なり合うことでの大きな力を発揮する素晴らしいアートです。

しかも、大竹伸朗のように、常に完成という姿を自分でも想像できない状況で制作するというスタイルのアーティストにはぴったりな表現方法です。

量産することもできますし、永遠に終わらない作品もできます。常に可能性があるアートです。さて、そんな大竹伸朗なのですが、今夏に香川県で現在進行形のプロジェクトが開催される予定ということです。

美術館でのスクラップブックの展示などの他、新作の彫刻や平面図なども展開されるということで、大竹ワールドを間近で感じることができるチャンスとなっています。

第55回ヴィネチア・ビエンナーレなどの参加も決まっており、巨匠という立場に甘んじることのない勢力的なアート活動はまだまだ終わりそうもありません。是非、これからの活動にも期待していきたいところですね。

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