「桜沢エリカはファッション漫画家?」

何度か漫画とファッションのコラボレーションを取り上げましたが、今までは何となくデザインにその漫画イラストを落とし込む、というようなものが多かったと思います。

しかし、漫画は日本を代表するアートとはいえ、ファッションにはなり得るのでしょうか?

確かに面白くて格好よくて、コスプレまで世界浸透してしまった日本の漫画ですが、オシャレとかファッションとは別ジャンルのような印象があります。

とはいえ、近年では女性の漫画家が描くスタイリッシュでオシャレな漫画が多く人気になってきました。丁度、20代から40代の女性を繊細なタッチでリアルに描き、そこにはファッションもしっかりと取り入れた“リアル感”が詰め込まれているのが特徴です。

そこで、今回面白いと思ったのが漫画家“桜沢エリカ”です。「メイキン・ハッピィ」「天使」他、様々な作品で人気を獲得している、ファッショナブルな漫画を描き続ける女性漫画家の代表ともいえます。

他の女性漫画家とは違う、“リアル”な女性象を描くタッチがとてもとっつきやすく、そしていてエアリーでフェミニンな雰囲気が、多くの女性に受け入れられる秘訣でしょう。

さて、そんな桜沢エリカ氏なのですが、今ファッション業界とのコラボレーションを盛んに行っていることで注目されています。Tシャツにイラストを取り入れたり、自らデザインしたり。

こういうことでは無く、彼女が描くキャラクターがモデル代わりになってパンフなどでPRしているのです。4月には京阪・大阪モールで無料配布されている「初夏のSTYLE BOOK」。

よくデパートなどに置いてある“アレ”です。このパンフにはテナントお勧めのアイテムが記載されており、そのコーディネイト完成像を桜沢エリカの描くキャラクターが着こなしている、というものです。

まさにこれこそファッションと漫画のコラボレーションですよね。表紙も彼女の描く女性ですし、こういう日本的なパンフレットは、フリーペーパーとはいえ、世界に誇れるものなような気もします。

そして、業界でも注目されている、ファッションブランド“JEANASIS”とのコラボレーション。これは短編もあるとか…。

自らもファッション&夜遊びが大好きであるとう桜沢エリカ氏だけに、資料を見てその場凌ぎで描く漫画家と訳が違うという訳です。

漫画家という職業も、徐々にファッション化してくる可能性もあります。良い方向に動くのであれば、また日本の文化が一歩進化したということにも繋がるのでは無いでしょうか?

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