「こころの魚」 深堀隆介 金魚作品展

金魚に魅せられた美術作家の深堀隆介氏の展覧会 「こころの魚」が開催中

美術作家の深堀隆介氏の展覧会を開催します。
深堀氏は、美術活動で限界を感じていた際、そばにいた金魚の美しさや妖しさに魅入られ、金魚を描いた作品を数多く発表するようになります。
作品は、升や桶などの器に透明樹脂を流し込み、硬化した表面にアクリル絵の具で金魚を描き、それを繰り返しおこなう手法で、完成までには相当の期間を要します。
深堀氏が金魚の美に開眼して今年で13年目。
一人の美術家が辿ってきた金魚作品の遍歴を、初期の作品から現在の作品、また金魚に至る以前の作品も含め展示し、作家がどのように金魚に向き合ってきたかをご覧いただきます。
展示作品を通して、日本人と金魚との間にある深い繋がりを感じていただく機会となれば幸いです。

公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団

こころの魚(さかな) 1700年前、中国の野池で金色のフナが発見された。その日から金魚の歴史が始まった。
人間によって自然界から引き離された金色のフナたちは、品種改良され、もう自然界には戻れない体になってしまった。
一見、可哀想に思えるが、よく考えてみると、その日、人間が金魚を発見したのではなく、金魚が人間に発見させるように仕向けたのではないだろうか。
要するに金魚は、子孫繁栄のために人間を利用してきたわけだ。
私もそんな金魚に利用されていると思っている。即ち金魚を描いているのではなく、金魚に描かされているのだ。
もし、私の作品によってあなたが金魚好きになれば、それは金魚たちの思惑どおりになり、金魚の繁栄に力を貸すことになる。
しかし、人間が絶滅したら彼らはどうするのか。人間と運命を共にし絶滅するのか、それとも、その時こそは人間を捨てフナに戻るのか。
金魚たちはどう考えているのだろうか・・・。
いつも金魚を見つめながら、こんなことばかり考えてしまう。
私の心に金魚が住み着いて13年。金魚とは何なのか未だにわからない。
わからないからこそ描き続けてきたが、気がつけば金魚を描くことは自分の心を見つめることになっていた。
だから、私の金魚は私の心そのもの。そうして描かれた金魚は微かに動いているのだ。

深堀隆介

上記、公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団サイトより抜粋

6月16日に行われたライブペインティングの様子

この作品は会期期間中ロービーに飾られています

期間:2013年6月15日(土)~7月21日(日) [休館日 24日(月)・25日(火)]  10:00~18:00
場所:調布市文化会館たづくり1階展示室  入場無料
主催:公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団
後援:調布市教育委員会 J:COM調布・世田谷 調布FM 83.8MHz
協賛:ターナー色彩株式会社

◆小学生向けワークショップ「金魚と楽しむ」(有料・事前申込)
日時:6月30日(日) 13:00~17:00
会場:調布市文化会館たづくり11階

お問い合わせ先:(公財)調布市文化・コミュニティ振興財団 たづくり事業課 たづくり事業係

深堀隆介 Fukahori Riusuke プロフィール
■経歴
・1973年
愛知県生まれ。
・1995年
愛知県立芸術大学美術学部デザイン専攻学科卒業。
・2000年
“金魚救い” スランプ時に、7年間粗末に飼っていた金魚に初めて魅了される。
・2007年
アトリエ“金魚養画場”を横浜に開設。
■個展
・2005年
東京国際フォーラム・アート・ショップ エキジビションスペース/ 東京
名古屋松坂屋本店 Mキュービック個展 / 愛知
・2006年
ギャラリーIDF / 愛知(~2011年個展)
・2009年
Galerie an der Pinakothek der Moderne / ドイツ・ミュンヘン
・2010年
東京国際フォーラム・アート・ショップ エキジビションスペース/ 東京
・2011年
渋谷西武/東京
ICNギャラリー/イギリス・ロンドン
・2012年
池袋西武/東京
国立新美術館ミュージアムショップ SFTギャラリー/東京
ハーバーシティギャラリー/香港
■受賞歴
・愛知県立芸術大学卒業制作展 片岡修賞(1995)
・富士銀行・みずほ銀行ストリートギャラリー採用(2000・2003)
・京都嵯峨芸術大学アートコンペ2001 特別賞
・ターナー・アクリル・アウォード2003 今井祝雄賞
・第9回岡本太郎現代芸術大賞展2006 入選
・PERSPECTIVE 透視 40under40 2012 ART部門 受賞/香港

http://www.youtube.com/watch?v=W4WpHb5Hd7s

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