「良く言われるアートと芸術の違いは本当なの?」

アートと芸術は何かが違う。こういう捉え方を様々な視点で行っている方は多いでしょう。確かに商業施設などで施された建築美術はアートと言うような呼ばれ方をして、絵画などの場合は芸術であると言われます。

この差というのは人それぞれの感覚ではありますが、比較的、前例の無い新しいものに関してはアートと呼ばれる傾向が多いような気がします。

例えば、舞台でロミオとジュリエットなどを演じる場合、その作品自体は芸術です。しかし、そこでバンドを取り入れたり、新進気鋭の演出家がダンスに言葉の言い回しなどを変化させた場合はアートという評価を受けます。

商業施設での建築やイラスト、これらもアートであり芸術という呼ばれ方や紹介のされ方はしませんよね。であれば、芸術は古典なのでしょうか?いや…、芸術の前には美術がくるのでしょうか?

美術という前提があり、芸術が生まれ、アートに発展させていく。もし、住み分けを作るのであればこのような流れが自然という話も聞いたことがあります。何となく納得できはしますが、そうするとアートが非常に薄っぺらいものにも感じますか?

そういうことでもないでしょう。まぁ、この感覚を音楽に例えるのであれば、リズムが生まれ、古典クラシックが生まれ、ポップが生まれ…現在は様々なジャンルに派生している。こう考えると、まぁ分からなくもないですよね。

こういった概念というのは、普段我々が生活していることで影響は大きくは無いと思います。しかし、何かモノ作りをしていたり、デザインにアートを志す人間にとってみれば、大きな課題となります。

この、概念や思想を無視しては良いものは生まれないでしょうし、一人よがりの作品ばかりを生み出してしまう可能性だって潜んでいます。

では、アートは芸術の基礎があってこそ成り立つもので、何も基礎の無い作品はアートにならないのか?この問いには実は答えづらいんです。子供などは全く何も考えることが無く絵を書きます。

殆どが感覚で彩られる自由で適当な作品となります。しかし、必ず恐ろしい才能というかアートを感じる作品を作り出す子っていますよね。

でも、そういった子達は芸術の勉強どころか「モナ・リザ」の存在だって知らないでしょう。基礎どころか、ただ自分の内に秘めた情熱だけで作品を生み出す純粋さで傑作を仕上げてしまうのです…。

本当に芸術というのは分かりませんが、答えが出ないからこそ、永遠のテーマとして追いかけ続けられるのでしょうね。たまには真面目にものを書こうと思ったんですが…ちょっと、かしこまりすぎてしまいました…。

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