「KINFOLKの2人の創造場所」

日本においても熱狂的な支持者を持つフード&カルチャー雑誌“KINFOLK”。この雑誌の創設者(現フューチャーエディター&編集長)の夫婦であるケイティとネイサン・ウィリアムズの自宅が、雑誌に公開されていました。

このKINFOLKの世界観は透明感溢れるナチュラルで無垢な、蒼白な世界観を打ち出す、ほど良いオーガニック感が人気のカリスマ雑誌とも言えます。そんな2人の自宅であれば、一体どんな部屋になっているのか…。

かなり気になるところですが、まさに想像通り。雑誌が全てこの自宅に詰め込まれている、そんな空間が広がっていました。自宅はポーランドの山の中。

緑に囲まれて佇んだその住まいには、アンティークの食器や家具、天井に吊るされたドライフラワー。シンプルで質素ながら、そこには2人のアイデアが存分詰め込められた“今”を感じることができる、アーティスティックな場所が再現されています。

日曜日以外のフル勤務な会社勤め人であったり、事務所に寝泊まりしている方であれば別ですが、確かに自宅というのは人生の大半を過ごす場所であり、そこで始まり、そこで終わるという大切な空間であることには間違えありません。

そんな場所を2人の創造の拠点にしているのですから、間違いなく良いモノ作りはできるでしょう。こういったライフスタイルマガジン的な要素の強い関係者といえば、びっしりと高級品や良い伝統系のツールが揃ったキッチンを想像しますよね。

しかし、この2人のキッチンはシンプルで余白の多い、スッキリタイプ。まさに、無駄な物はおかない。こういったスタイルを取っています。

自宅に友人や知り合いを呼び、シンプルな自然食を中心とした食事会を開くということもあり、ホスト自体があくせくする状況は作りたくなかったそうです。

そして、シンプルだからこそ、来客者も一緒になって手伝えるスペースができ、和やかで実のあるパーティーになるということなんです。何となくオーガニックな生活に反感を持つ方も多いとは思うのですが、全くいやらしくなく、まさに自然体であるということは、何かのモノマネでは無く、発信者であるからなんだ。

こう気づかされた良い特集だったと思います。ただ、欲しいものを闇雲に購入し、雑誌のような部屋を自分の意思を殺してまで作るということには、創造性という付加価値は絶対についてきまん。“あぁ、やっぱりな”と思わせる部屋・自宅作り。それこそ、創造の源になっていくのですね。

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