「注目のPVから楽しみを見つけて」

音楽とそのPVというのは切っても切れない大切な関係ではありますが、近頃のPVというのもあまり面白くない、商業的すぎるものが多いような気がします。しかし、中にはとんでも無い作品も存在するのは確かです。

今回紹介しようと思っているのが、世界的評価の高い「Bonobo」のPVです。「Black sands」の大ヒットで一躍有名になったBonoboなんですが、そのノスタルジックで情緒的な音楽に合わせた質の高いPV作品も非常に人気が高く、毎回話題になっています。

そんな中、今年頭に発売となった「The North Boeders」からの先行シングルとして発売された「Cirrus」という曲のPVが大きな話題となりました。まだ見ていない、という方は是非見て欲しいのですが、とにかく良い意味でどうしようも有りません。

基本的にはCGアニメーションのような感じなのですが、人間の顔を無数に使った歯車などを用いたり、ロボットが街を破壊していくような風景を作ったり…。まぁ、それでありながら昔のアメリカ映画を思わせるタッチの家族などが随所に出てきたり…。嬉しいぐらいハチャメチャながら、その不思議な陶酔感と曲のバランスが絶妙です。

もしかしたら、今年発表されたものの中でも群を抜いて面白いかもしれませんね。さて、今回この「Bonobo」のPVを手掛けているが、今や押しも押されぬ天才アーティストのフライング・ロータスの「putty Boy strut」を手掛けて話題となった奇才アニメーターの「スィリアック」です。

こちらの楽曲のPVもユニークな楽曲と相まって、素晴らしい作品になっていますが、Bonoboとはタッチが若干違っており、よりアニメーション色が強いファニーなテイストになっています。どうも、また街と機械を無数に表現して破壊していくという流れになっており、こういった感じが得意技なようです。

コラージュ作品のように、実在する実際映像とアニメーションを合わせた作品を多く作っており、どこかのんびりするような印象も合わせながら、毒の効いたまさに奇才と呼ぶに相応しい作品です。彼の才能に惚れ込む人は多く、これからミュージシャンとのコラボレーションも増えて露出の機会も増えるでしょう。

是非、もう一度PVのことを見直して、新しい世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る