「世界最高値を生み出した写真家、アンドレアス・グルスキーの写真展」

国立新美術館で行われてる写真展「アンドレアス・グルスキー」展。もう、ご覧になった方はいるでしょうか?聞いた事が無いな…何て方もいるでしょうからここでちょっと紹介させてもらおうと思っています。

まず、アンドレアグルスキーという人間自体、どういう人間が知らなければいけません。1955年にドイツで生まれたベッヒャー派の作家で、給水塔や産業構造物を無機質に、主観を込めずに撮影し続けています。

案外、大ベテランという割にはデジタル再構築ありきの作品をメインとしており、現代的でモダンな作品を多く残しているのが特徴かもしれません。しかし、このアンドレアス・グルスキーの絵画は普通の写真ではありません。

まさに至高の芸術、一枚の絵画のように表現される独特の世界観を持ち合わせている、そんな素晴らしい作品ばかりなのです。アンドレアス・グルスキーの作品の特徴として、その大きさもポイントでしょう。

縦2メートルに横3メートル、そんな大きな状態に引き延ばされる作品と、連続する被写体のコントラストは、見ているだけでどんどん深みにハマっていってしまいそうな程深く、そして客観的な殺伐さも感じさせるのです。99セント、ライン川II、F1ピットストップIV、ピョンヤンなどの代表作など、まさにコンセプチュアルアートのごとく、見るものに訴えかけてくるものがあります。

さて、そんなアンドレアス・グルスキーを世界的に有名にしたのがニューヨークで行われたオークションでしょう。2001年にニューヨーク近代美術館での大規模な個展を開催したのち、評判を得ることとなったアンドレアス・グルスキーは、その後のクリスティーズ・ニューヨークで美術業界を驚かすこととなります。

その内容とは、何と彼の代表作であるライン川を撮影した「ライン川Ⅱ」が、現存する写真家の中で当時史上最高値がつけられたことでしょう。何と、当時のレートで写真作品ひとつで3億5000万円。これには、おそらく本人が一番驚いてしまったかもしれませんね…。

現在でも、アンドレアス・グルスキーの作品は名だたる世界の美術館が所蔵しており、今回の写真展は国内でアンドレアス・グルスキーの作品を見ることができる、本当に貴重な展覧会となっています。

あまり、写真の事は良くわからない。けれど、コンセプチュアルアートは好き。こんな方には確実にオススメです。是非、時間が取れる方は一度その目で見ておくことをオススメします。世界最高峰の写真家の作品に酔いしれてください!

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