「2014s/sのメンズコレクションが進化を遂げているのは何故!?」

2014年のロンドンコレクションメンズでは「女子化」がキーワードになっているようです。ファッションというものは、基本的にメンズ・ウィメンズと分かれながらも、ボーダレスなところに面白さやアート性が含まれているので、この傾向がダメであるとか無いとかではありません。

無論、ユニセックスな雰囲気のアイテムも以前から発売されていますし、そのアイテムをキレイに着こなすメンズも世界中に溢れています。ただ、今回2014年のロンドンメンズには完全なる女子化の並が押し寄せているのです。

特に驚かされるのが、今一番話題のデザイナーのJW.Andersonのコレクションです。ノースリーブは愚か、ざっくりと胸元ギリギリまで切り取ったような斬新なトップスは衝撃を与えました。ほぼ男性がホルターネックを着こなしているようなもの。勿論、メンズ用に作られてはいるのですがウィメンズを着こなしているようにしか見えないというのも、まさに新しい目線です。

そして、Siblingdのコレクションですが、こちらもフェミニン。上下セットのピンクカラーのスポーツウェアなのですが、透け編みです。まさか透け編みを全身に施しているとは、こちらの想像を超えてきています。

まさに、アートと同居といった雰囲気です。これにはランウェイを歩くモデルも笑顔になってしまったようで、ちょっとした話題にもなったようです。そして、ピンクカラーが非常に多いのも気になるところです。

今までもピンクは使われてきているのですが、今回は女子向けピンク。もっとファンシーでクリーミーなピンクが多く多様されています。また肌見せ。今年の夏からもウィメンズのトレンドアイテムとして、肌見せ系が多く出回っていますが、メンズではまだまだ少なめ。しかし、来年の夏にはハイブランドからの並が押し寄せてくる可能性が高く、さりげない肌見せスタイルがメンズでも街に溢れる可能性が出てきています。

まだまだ続きますが…超ミニのパンツも多くあります。どうもガーターベルトを着けるスタイルも提案したスタイルもあり、男性にも絶対領域を作らせるセクシーな雰囲気も面白いですね。さて、どうしてここまでフェミニズムなコレクションになったのか…正直、アート性は高いのですが日本国内で着こなせる物は数少なめです。

しかし、個人的のここまで表現が自由になされているのは、メンズファッションへの警告なような気がしてなりません。毎回、シンプルで同じような流れが正しいと評価されるメンズコレクションに、何か全く見た事の無い風を吹き込んだ素晴らしいファッションウィークだったかもしれません。

来年春夏に、街に溢れ返るファッショニスタ達は一体、どんな姿で我々の前に出現するのか。1年後の日本が楽しみです!

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