「所作こそ、日本独特のアート」

 

日本の良さ、というのを考えると様々なものがあります。そして、普段何気なく利用しているものや、使っているものも、文化的アートとして捉えることもできますよね。しかし、この日本におけるアートというものは、ものだけではないような気がします。

それは「所作」です。ライフスタイルを大切にしよう、という動きが近年目立ちますが、その中でも深く見られているのが、この所作です。例えば、お茶の作法など、我々にとってみれば非日常的ですし、煩わしいと思ってしまう事もあるでしょう。しかし、海外から来た人達にとってみれば、この動きひとつひとつがアートであり、伝統である文化として胸に突き刺さるようです。

確かに、普段自由に生きていますが、日本には多くの所作があり、特に日本的なことをする場合その傾向が顕著です。その、所作をアートの目線で見てみるとどのように映るのか、とある所作を例に見て行きましょう。日本的、といえば旅館ですが、国内旅行をする場合やっぱり良い旅館でゆったりと贅沢したですよね。

そんな時、必ず玄関をまたぐ必要があります。ここで、靴を脱ぐ訳ですが、後ろ向きに靴を脱ぐ事は禁じられています。相手に尻を見せることが、非常に無礼にあたる為だそうです。また、必ず敷居がありますが、ココを踏むのは絶対禁止です。

内と外をハッキリ区別する役目を持つこの敷居を踏むことは、冒頭なんだとか…。ちなみに、畳の縁を踏んでしまうのもいけませんよ。座布団をまたぐのも禁止です。下座側に正座するようにして、体を動かして座ると美しいとされています。ただただ、部屋でくつろぐまでにも様々な関門が待ち受けているとなると…結構大変ですね。

しかし、この所作をできるかできないかで、もてなす・もてなされる方の気持ちの良さが違いますよね。さらに、日本の場合大変なのが食事です。折敷というお盆の上では、小鉢などを引きずってはいけません。これは、マナー違反です。

案外してしまうようですが、おしぼりでテーブルを拭くのもNG。係のを呼ぶのが良いのだそうですね。手盆で食べるのもやりがちですがダメ、懐紙を受け皿代わりにすると良いそうです。まだまだ、魚をひっくり返してはいけないとか、温泉とか…書き出すときりがないのです。

しかし、この所作というのは、美しく自分を見せるための方法でもあります。アートな空間を、存分に楽しむ為のマナーといったトコロでしょうか?

とにかく、面倒くさがらず、このアートな所作を楽しむと、より日本を楽しめるのではないでしょうか?是非、挑戦してみてください!

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