「やっぱり日本的なアートと言えば…」

雑貨店などに敏感でない方も知っているだろう、デンマーク発の低価格雑貨店の国内出店。「タイガー」「アソコ」など、非常に低価格ながら北欧テイストが生み出す独特の温かみあるスタイリッシュな雑貨が揃う、高感度ショップです。

さて、先に関西に出店しながらも、近頃日本のファッションプレイスである表参道にも上陸をしました。オープンの初日はあいにくの雨だったにも関わらず、その行列は600人を超えており、ちょっとした見物となっていました。

さて、この雑貨店自体は悪いわけではありませんが、日本人の行列に対する姿勢は、外国の人達からするととても不思議なのだそうです。何といっても、観光客の外国人の方々がこぞって、この行列の姿を写真に納めているのですから面白いですよね。近頃、思うことがあるのですが、行列というのは、日本が誇るアート作品になりうるのではないでしょうか?

そもそも、大人数を集めて同じ方向を向かした集合写真などはアートになります。しかし、街に溢れる人間達をただただ撮影しらだけでは、作品にはなりますが、面白みに欠けてしましますよね。行列が生み出すものといえば、そこに集う全ての人々が、ひとつの目的に向かって“我慢”をしている、という部分に個性があります。

ラーメン屋などよく分かるのですが、ラーメンを1杯食べるために2時間並ぶ人が多くいますよね。お腹を空かし、しかも目的はそこで提供される1杯だけを目的に大勢が並ぶ訳です。ただ、集合写真をとった時とは違う、何かオーラのようなものが行列には生まれるのです。

実際、タイガーに並ぶ人々を撮影している画像は、インターネットやテレビなどで多く確認できますが、やはり独特な印象があります。馴れてしまった映像だからこそ、見逃していますが、異様であり日本人が持っている独特の感覚というのが、全面に押し出されているのです。

こんな、ユニークな行列を文化に持つ日本人というのは、実はとても面白い民族なのでは無いか?と、改めて認識することがあります。中に溶け込むだけでなく、客観的に日本人を確認することは、アートな一面に気がつくチャンスでもあります。今回は行列に注目しましたが、まだまだ新しい発見がありそうなので、常に清新な気持ちを持ち続けたいと思います。

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