「PARTYが打ち出した未来のデザインの在り方」

9月に東京・銀座のgggにて、クリエイティブチーム「PARTY」の展示会「そこにない。展」が行われていました。一応、気になっていたので会期終了ギリギリに足を伸ばし、世界観にどっぷりと浸かってきました。

まず、このPARTYというチーム自体、まだまだ若いチームです。一人一人は業界では力があり、多くのクリエイションで名を轟かせています。チーム自体、MUJItoGOのクリエイションやグーグルのアプリ、そのトヨタとのコラボレーションなど数多くの実績は残していますが、これからより多くの人々に知られるであろう、新進気鋭と言って良い若いチームです。

そんな彼らの展示では、とにかく“そこにない”というテーマの元、様々な体験型のインスタレーションが展示されていました。そこで、感じたのは、新しいデザインの可能性です。確かに、デザインというのは、普通の絵画とは違い、何かの製品などをより魅力的に伝える手段のひとつです。

勿論、グラフィックや造形物をアート作品としてだけで売る、というのとは違い、生活に根付く何かのキッカケであることが、今の時代は求められているような気はします。そんな、ニーズに応えようとしているカタチが、この「そこにない。展」では感じることができました。

どちらかというと、デザインというか、アイデアという側面が非常に強い印象です。その場を動かない自転車に乗っていることで、周囲の風景だけが変わって行くもの、装置を装着し、レンズを覗く事で現れる立体的な新しい世界。

さらには、錯覚を利用したインスタレーションなども多く展示され、来場していた人達も楽しんでいるようでした。これから、このアイデアがどのように製品化され、我々の目に届くのか。むしろ、素晴らしいな…という気持ちより、その先が見えてくるような、そんな展示だったのではないかな?と、思いましたね。

ネット社会である今、確かにその現場にいずとも情報が入ってきますし、自分がいなくても世界はどんどん変化をしています。ただ、そういった状況をテーマに取り上げながら、人間力ということがより大切であるということも、この展示は教えてくれた気がします。

PARTYのこれからの活動はまだまだ未知数ではありますが、世界をアッと驚かせてくれる大きな何かを成し遂げてくれそうな期待できるデザインチームだと思います!

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