「バッグボーンにある何かに、大きく変化が訪れている時代」

先日、とあるトーク番組で話されていた事に思わず“同感!”と、唸ってしまった事があります。その唸ってしまったということなのですが、先ず近頃の中学生や高校生の話でした。別にダメとか良いとかでは無いのですが、今様々なものを生み出し続けているクリエーター達の年代の方達の同時期とは、非常に環境が変わってしまっているな…って強く感じました。

勿論、自分たちの時もそうだったかもしれませんが、あの頃ってのは、何もありませんでした。特に田舎になれば、情報はテレビに雑誌。インターネットもあったにはあったのですが、今程快適ではなく、そこまで使いこなせてなかった事には間違えありません。その逆に、現代の場合はゲームも全てポータブルですし、欲しいものは全てどうにかなります。

それが悪い訳では無いのですが、情報の選択という新しい環境の中毎日を生きて行かなければいけなくなっているのです。例えばですが、自分の好きなアーティストなどの写真を雑誌から破ったりして、スクラップブックを作ったりした方もいるでしょう。中には、自分で楽器を作ってみたり、様々な挑戦をしてみたはずです。

しかし、そんな事を自分でする必要は今はありません。必ず、誰かが何かを作ってくれています。自分で作るという、クリエイションなアプローチから先ず心が入って行かないのです。自分を見つけにくくなってきているのは確かなのですが、それでも、ゼロから何かを生み出していきたい…と、いう考えを持つ少年や少女達はどれほどになってしまったのでしょうか…。

その逆で、お金の荒稼ぎの仕方だけは異様に詳しい人達が増えた印象はありますね。お金持ちになって、クリエーターを雇って、それでさらに会社を大きくして儲けを出して、セミナーを開いて教祖になる。

これって、間違ってはいませんが、何か楽しいものを生み出すとは別のところにあるような気がします。何かを伝えたいとか、作りたい。こういった欲求というのは、人任せでは面白くないことは誰だって分かるはずなのですが、こういった感覚というのは少しずつ失われていくのかもしれませんね。後、数年後。一体、若いクリエーター達はどんなものを与えてくれるのでしょうか。価値あるものが生まれやすい世の中に少しでも、なっていれば良いな…と、心から願っています!

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