「山梨県・北杜市で味わう、伝統と最先端の両立空間!」

アートな空間を都心では無く、緑と自然が広がる田舎で繰り広げるプロジェクトはここ近年、様々な場所で行われています。広大な土地を有する場所だけに、その規模も大きく、ビルにまみれていない、自然の風景を楽しみながらアート空間を楽しめるとあって大人気です。

こういった取り組みの中には、失敗してしまうのでは…と、思う懸念がつきものなのですが、癒しと洗練を同時に味わえることで、案外人気なのです。さて、そんな取り組みの中で話題になりそうなニュースがあります。それが、あの現代美術家である、杉本博司氏が手掛けた「素透撫 STOVE」という料理店です。場所は、山梨県の北杜市長坂町です。実際、和の建築や美術館を併設する清春芸術村の中の一角に出来たようです。

実は、自分は山梨県出身なのですが本当に何も無い場所なんです。空気は美味しくて、風景もキレイなのですが、個人的には寂しい場所というイメージです。ただ、近頃本当に富士山の世界遺産登録をキッカケに山梨県がフューチャーされています。

もの作りの方面でも、ワインを始めとした地元食品、モダンでスタイリッシュな器にステーショナリーなど数々認められ始めています。そんな山梨県に、できるとだけあって地元民は多いに喜んでいることでしょう。

そんなことはさておき、この「素透撫 STOVE」なのですが、元々鎌倉にあった小林冬青の旧宅「冬青庵」を移築したものだそうです。その邸宅を、杉本氏が中心となって、大改造をし、結果的に開放感のある素敵な空間に仕上げたということです。

気の温もりを感じさせる内装は、テラスを開放してより自然に近づけるデザインとなっています。さらに、ストーブもこの為だけに中央に用意しており、このプロジェクトに対する熱い思いが伝わってきます。

さて、提供される料理なのですが、清水秀樹シェフという、有名店で修行を積んできた一流の料理人によって作られます。さらに、全ての器は、独特なフォルムと美しく繊細なデザインの白磁を生み出すことで有名な黒田泰蔵氏によるものです。

完璧に作り上げられた中にも、周囲との自然の融合により、どこか良い意味で“間”が生まれた素晴らしいレストランになっています。もし、旅行先に困っているとしたら、山梨県、北杜市にふらりと立ち寄って良いかもしれません。最先端でありながら、伝統を重んじる、日本人クリエーター達の思いに触れるチャンスが待ってますよ。

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