「宇和島市がアートな空間に!?AT ART UWAJIMA 2013の生んだ功績!」

今年の夏に行われたユニークなアートイベントをご存知でしょうか。

今、日本では過疎化の進む土地を、アートの力で読蘇らせようという取り組みが各地で行われています。

今回、紹介したいプロジェクトもそういったものの一つですが、ちょっと雰囲気が違うんです。

まず、場所なのですが愛媛県宇和島市。

現代芸術家の大竹伸朗もこの宇和島にアトリエを構えており、個人的には寂れた印象は無いのですが、赴くと案外過疎化が進んでいます。

そんな、古き良き港町の雰囲気を残す宇和島市で行われたのが、「AT ART UWAJIMA 2013(アット・アート・ウワジマ)」でした。

まず、伊達家が誕生より、2015年で400年を迎えることで、牛鬼祭りや闘牛で知られる宇和島の魅力を次世代に伝えるだけでなく、新しい文化を創造することを目指したいというのが、目的でした。

このアートプロジェクトは継続的に行われることが決定しているようで、今回はその第1弾だったという訳です。

 

さて、まず明治44年に創業した「木屋旅館」が大きく変化を遂げます。

リノベーションを担当したのは、現代建築家の永山祐子。

畳などの一部をアクリル板にしたり、今までの木屋旅館の持つ雰囲気はそのままに、今の時代へ寄り添うアーバンな内装に仕上がっています。

それだけでも面白いのですが、今回はトリプルコラボレーションということで、きょうの猫村さんで有名な漫画家の“ほしよりこ”が参加。

今回のために書き下ろした小説を作りあげるのですが、それを木屋旅館の空間に融合させます。

そのアートを担当したのが、断面アートで一躍有名となった、現代美術家の束芋です。

幻想的なライティングに照らされる、彼女の断面アートによって、風情のある部屋もモダンでアートな作品として生まれ変わっているのです。

どうやら、この部屋は夜はちゃんと宿泊ができるようで、アートを独り占めすることができるという、贅沢な内容となっています。

さらに、宇和島のアーケード商店街にあった文具店をリノベーションし、若手アーティストによる自主展示を開催できる空間に変化させました。

ただ、その場所を変化させるだけでなく、活用していく事が今のアートプロジェクトのカタチ。

宇和島市で始ったこのユニークなプロジェクトが、日本全国に広まって行くことを期待しています!

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