N magazineを皆さんはご存知でしょうか?
アートとファション、カルチャーが融合した雑誌ということで、今ちょっとした話題となっています。
しかし、こういった雑誌というのは出尽くしていますし、今更感も非常に強いのが本当のところです。
とはいえ、何故ここまで人気なのか…。その秘密は編集長が学生だからです。
明治大学4年の島崎賢史郎が、編集長として販売させたことで、業界が注目しているようです。
そのゲストも多彩で、アートな視点から様々なページ構成がユニークです。
ちなみに、11月に発売されている第2弾の目玉としては、4種類のカバー。
長澤まさみ、二階堂ふみ、太田莉奈、秋元梢といった、飛ぶ取りを落とす勢いの旬顔女性を起用しているのだから、凄いものです。
さらに、レスリー・キーがコントリビューターとして参加し、このコラムでも紹介した「エンライトメント」代表であるヒロ杉山とのコラボレーションで、メンズヌードを局部コラージュを施して掲載しています。
内容を聞いただけでも楽しみなのですが、とにかく注目したいのが、学生であるということです。
学生だから、イマイチなんじゃないのかと、思うのですが、それがかえって良い結果を生み出した良い例となっているのです。
そもそも、学生におけるファッションへの目線というのは、ビジネスとして扱う社会人とは違います。
様々なしがらみも無いですし、自由きままです。
さらに、大きなポイントとして“楽しいことをしてみよう”と、いう発想が、斬新なんです。
大きな人を動かすことも、億劫にならずどんどん攻め込めます。
アートとしても、受け入れられるか否かは二の次です。
とにかく、こういった方達を集めて大きなことをしたら、どんなことが起こるのだろう…。
こういった事だけで、前に進めるのです。
まぁ、それが学生ノリで終了してしまう、なんてことはよくありますが、彼の凄いところは“センスが良い”という部分でしょう。
とにかく、カリスマ的要素を持つ雑誌の作り方を狙わずにできる感性を持ち合わせているのかもしれません。
明治大学4年の島崎賢史郎が放つ、第2号「N magazine Vol.1 The CORE issue」。
是非、チェックしてみたいかたは、書店へと走ってみてはいかがでしょうか?