今や、世界中のどこかで毎日のように開催されるようになった音楽フェス。
とにかく、寄せ集め的なイベントから重要な位置を占めている大きなフェスまで様々です。
このコラムでも度々フェスについてを書いているのですが、今回、やっとあのイベントが日本に上陸する!と、いうお知らせです。
そのフェス…というか、音楽アカデミーという名目で注目されている「Red Bull Music Academy」が来年秋に東京で開催されます。
実は、11月の初旬にかけてこのRed Bull Music Academyのウィークデイバージョンが日夜開催されていたのですが、様々な音楽とアートシーンにスポットを当てた斬新な企画で、多くの人々が魅了されました。
その余韻もさながら、ついにその本番(?)というべき、本体が来年開催されるのですから、このイベントに注目し続けてきた方々は換気の渦に巻き込まれていることでしょう。
さて、このRed Bull Music Academyなのですが、何が凄いかというのが問題です。
まず、その名の通り学校という名目で、若く才能溢れるアーティストなどを支援する目的があるようです。
毎年ひとつの都市をフューチャーして、15年に渡り開催されきているのです。
もちろん、堅苦しいイメーイなどは一切無く、その中身はワークショップやスタジオセッション、レクチャーなどユニークな企画が用意されています。
とにかく、この期間中は音楽漬けになることができ、音楽への新しい発見ができる最高のイベントとなっているのです。
では、このイベントが発掘してきたアーティストって一体誰なの?と、いう話になりますが、Flying Lotus、Hudson MohawkのWARPレコード勢を筆頭に、最新テクノロジーを使い音楽をアートの
領域にアップデートする天才達を輩出しているのです。
ある意味、卒業生という表現になるかもしれませんが、このアーティストがいなければ、現在の音楽シーンは寂しいものになっていたことでしょう。
この刺激的なフェスティバル…いや、学園祭に参加することは、人生観を変えてしまうぐらい有意義な事になるはずです。
ちなみに、参加者は1月15日(水)~3月18日(火)の期間募集されるということです。
世界中からの募集を募っているので、ちょっと気合いを入れないといけませんね。
ついに来年、世界的に独特の世界観を放つ東京に降りたつRed Bull Music Academy。
一体どんな衝撃が待ち構えているのか…興奮で眠れません!