北欧フィンランドの大人気ブランド「マリメッコ」。
ウ二ッコに代表される、あの可愛らしいモチーフは一度見たら頭から離れない強いデザイン力を持っています。
さて、そんなマリメッコなのですが、制作に関わる人々の生活もきっとオシャレに決まっている!と、思ったことはありませんか?
確かに、あの北欧独特の世界観を生み出すためには、生活自体がアート的でなければいけない、とは思います。
でも、実際はどうなんだろう、という疑惑も出ます。
そんな方にオススメの本が近頃、発売されたんです。
まず、その題名が「マリメッコのデザイナーの暮らし」。
インテリアブックという枠組みとなって展開されるこの1冊なのですが、とにかくマリメッコ好きにはたまらない内容です。
全てのページに北欧テイストを散りばめたインテリアのオンパレード。
マリメッコに関わる人々の私生活や仕事場、はたまた工場などにも潜入。
マリメッコの素晴らしいデザインが生まれる、そんな秘密をインテリアから見ることができるのです。
マリメッコのデザインというのは、実は多くのデザイナーが関わっています。
その1人1人の部屋を見て回れるのです。
まずMaija Louekari マイヤ・ロウエカリ氏ですが、とにかく鮮やかでカラフルな幾何学的なインテリア。
見ているこちらの気持ちまで華やかにさせてくれる、素敵な部屋です。
そして、Sami Ruotsalainen サミ・ルオツァライネン氏。
こちらは一点、シンプルで大人っぽい感じなのですが、チェアや食器など、北欧のテイストを取り入れた鮮やかな色使いが素敵です。
また、マリメッコのスタジオの風景にも注目です。
Aino-Maija Metsola アイノ=マイヤ・メッツォラ氏が作業をするスタジオですが、マリメッコのパターンが様々なテキスタイルに配される、とにかく色とりどりの内装となっています。
ここから、様々なパターンを生み出し、世に出ていくデザインが決定するのか?と、思うとちょっと隅々まで見たくなってしまいます。
また、アパレル系のスタジオでは、Satu Maaranen サトゥ・マーラネン氏が作業中。
マリメッコのアパレルは、服というより着る絵画といったイメージなのですが、何とも自由なアイデアが生まれそうな楽しいスタジオが、その創作の基礎にあるような気がします。
何と、今回は社員食堂までもスナップしているとのことで、マリメッコの世界観がたっぷり楽しむことができます。
是非、マリメッコファンだけではなく、インテリアに興味がある方は本を手に取ってみてはいかがでしょうか?何か、小さなアイデアが貰えるかもしれませんよ!