「渋谷ヒカリエで気軽に見る、極上アート」

渋谷ヒカリエが誕生して1年と半年あまり。

一時は、こういったカタチの商業施設が渋谷に通う方々の生活にリンクするのか?と、懸念がありましたが、そんな不安はどこ吹く風。

日々、様々なイベントや豊富な商品ラインナップで混雑しています。

この渋谷ヒカリエの最大の魅力とも言えるのが、衣類、食品、雑貨などの販売ではなく、8階にシェアオフィスやアートギャラリーを構えているというところでしょう。

そのフロアにある「8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery」では、2週間ほどのペースで現代アートを中心とした、エキシビジョンを展開しているのです。

基本的には、エントランスフリーなので、フラッと立ち寄ることのできる場所なのですが、そのレベルの高さには目を見張るものがあります。

まず、かなりの有名作家であったり、新進気鋭のアーティスト。

世界で活躍する、高名なアーティストなどもとにかく名を連ねます。

場所的には、ちょっと目立たない場所にあるのですが、まさかこんな所に…的な、発見が出来るのが良さでもあるような気がします。

さて、そんな8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryなのですが、去年12月「デニス・ホリングスワース」が行われていました。

デニス・ホリングスワースといえば、色とりどりの厚塗りの絵の具でのドローイングで一世を風靡した、独特な世界観が素晴らしいアーティストの1人です。

とにかく、まるで生きているかのように自由気ままな作品群は、見ているだけで楽しい気持ちにさせてくれます。

躍動感溢れた、生命を感じさせる部分を持ち合わせていながらも、こちらに真剣に生きることを強制してこない距離感。

しかし、人生を楽しんだもの勝ちなのだから、こうやって生きてみてもいいんじゃない?と、誘われているような、そんな錯覚に陥るので不思議なんです。

さて、キャンパスから浮き出したような、独特の風合いで描かれる作品はどのように生まれるのか。

それは、乾いていない画面に筆を入れて行く“wet on wet”という手法が用いられているのだそうです。

デニス・ホリングスワース曰く、〝理論を詰め込み、そのアート全体が理屈っぽくなるのではなく、ボディをアートに取り戻したい〟と、いう“表面感”ありきな、アプローチで挑戦をし続けているようです。

ちなみに、デニス・ホリングスワースは1956年スペイン生まれということで、かなり大御所です。

普段、ちょっとギャラリーには行かないな…と、思っている方も気軽に入れてしまうので、是非渋谷ヒカリエで、様々なアートに触れてみてはいかがでしょうか。

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