国境なき子どもたち写真展2014 「パレスチナ、壁に閉ざされた誇り高き子どもたち」

認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)は、2014年4月24日(木)から5月7日(水)まで、新宿区のアイデムフォトギャラリー「シリウス」でパレスチナの現状を伝えるための写真展を開催します。

 

今回パレスチナを撮影したのは、人気ミュージシャンから市井の人々まで、一貫して優しいまなざしで向き合う写真家ハービー・山口さん。

2013年11月にパレスチナ自治区を訪れ、現地の青少年たちや彼らを取り巻く「壁」にカメラを向けました。

写真展期間中、4月26日(土)にはハービー・山口さんと渡辺真理さん(フリーアナウンサー)のギャラリートークを行います。

多くの方にご来場いただき、パレスチナについて共に考える機会となれば幸いです。 (モノクロ約40点)

期間:2014年4月24日(木)~5月7日(水)10:00~18:00 ※最終日は15:00まで
【4月27日(日)、5月3日(土)~6日(火祝)は休館】

会場:アイデムフォトギャラリー 「シリウス」
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F TEL:03-3350-1211

写真展タイトル:国境なき子どもたち写真展2014 「パレスチナ、壁に閉ざされた誇り高き子どもたち」

ギャラリートーク:4月26日(土)14:00~15:30 ハービー・山口×渡辺真理(フリーアナウンサー)
※要申込 KnK事務局へEmailで前日までにお申し込みください kodomo@knk.or.jp

主催:認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)
企画・構成:認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)、FID/映像開発フォーラム
協賛:株式会社 堀内カラー
協力:G.I.P.Tokyo

撮影:ハービー・山口

写真展に寄せて
1973年、当時ロンドンに住んでいた僕はクエートに行ったことがあった。

そこで会ったとても美しく利発そうな女子学生にカメラを向けた。

「クエートの方ですか?」「そうじゃないの、私はパレスチナから来ているの、でもね、私たちの国はないのも同然なの」当時23歳の日本を出て3ヵ月、世界の何も知らない僕は、ふと見せた彼女の祖国への寂しい想いを少なからず感じて、キャンパスの中に消えて行く後ろ姿を見送った。

その彼女の祖国パレスチナに僕は初めて旅することになった。

2013年11月のことだった。

パレスチナには地中に埋蔵された資源はない。これといった産業もない。

それどころかイスラエルとの争いがあるのみだ。

数日パレスチナにいると彼らのフレンドリーな気質のお陰で、とても元気になっている自分を発見した。

そんな彼らは僕に言う。

「イスラエルの人たちだって、我々とブラザーなのに!なんで紛争が続くのかね?政治が全て悪いんだよ」毎日KnKのセンターに行った。

ここでは地域の子どもたちを集めて教育支援をしている。

ここで働いているパレスチナ人の先生たちは口を揃えて言った。

「世界の人は、我々のことをテロリストだと言うけれど、それは間違っている。

我々大人は、子どもたちが決して希望を無くさず、恐怖を感じることなく立派な大人になって欲しいと願っているの!」そうした子どもたちを目の前にして、彼らのために僕は何を撮影すれば良いのだろうか。

出て来た結論は「彼らのパレスチナ人としての誇りを撮るべきではないか」ということだった。

パレスチナとイスラエルを分離する壁。

そうした対立があるのに友好的に解決する術を誰も知らない。

だがパレスチナには誇り高きフレンドリーで美しい子どもたちがいることをただ知って欲しいのである。
ハービー・山口

写真家プロフィール
ハービー・山口
1950年、東京都出身。

中学2年生で写真部に入る。

大学卒業後の1973年にロンドンに渡り10年間を過ごす。

一時期、劇団に所属し役者をする一方、折からのパンクロックやニューウエーブのムーブメントに遭遇し、デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアをするなど、ロンドンの最もエキサイティングだった時代を体験する。

そうした中で撮影された、生きたロンドンの写真が高く評価された。

帰国後も福山雅治など、国内アーティストとのコラボレーションをしながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。

多くの作品をモノクロームの、スナップ・ポートレイトというスタイルで残している。

その優しく清楚な作風を好むファンは多く、「人間の希望を撮りたい」「人が人を好きになる様な写真を撮りたい」というテーマは、中学時代から現在に至るまでぶれることなく現在も進行中である。

写真発表の傍ら、エッセイ執筆、ラジオ、テレビのパーソナリティー、さらには布袋寅泰のプロジェクト「ギタリズム」では作詞家として参加している。

審査員:CAPA(学習研究社)カメラライフ(玄光社)の月刊フォトコンテスト、よみうり写真大賞
選考委員:上野彦馬賞  受賞歴:2011年度日本写真協会賞作家賞
http://www.herbie-yamaguchi.com/

国境なき子どもたち(KnK)とは
開発途上国の恵まれない環境下にある青少年に、安定した衣食住と適切な教育や職業訓練の機会を提供することで、彼らが年齢に応じた人間らしい生活と尊厳を取り戻し、将来自立できるよう手助けするNGOです。

2014年現在、東北の震災復興支援を含め、世界各地で活動しています。

1997年9月 日本のNGOとして発足
2000年9月 特定非営利活動法人(NPO法人)として東京都に認証される
2010年1月 国税庁長官より、認定NPO法人としての認定通知を受ける
2011年3月 東日本大震災被災地(主に岩手県)で活動を開始
2011年11月 パレスチナにて青少年育成事業を開始 (2014年4月現在日本人1名が駐在)
http://www.knk.or.jp

パレスチナにおけるKnKの活動 2011/11~
ユースセンター「希望の家」において、職業訓練、ユースプログラム、課外補習授業などを実施。

活動地:エルサレム県アルザリア村、アブディス村、アルサワフラ村
支援対象:パレスチナエルサレム県に住む子ども・青少年、保護者、地域住人等 【直接裨益者3,650名】
※本事業は、外務省「日本NGO連携無償資金協力」の活用ならびに日本の皆さまからのご寄付で成り立っています。

■ ギャラリーでお手伝いいただくボランティアも募集中。詳細はKnKFacebookをご覧ください。
http://www.facebook.com/knk.or.jp

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