オフィスシーンに欠かす事ができないジャケットやシャツ。
こういったアイテムによりシックでノーブルなアクセントをつけるのが、柄ですよ。
しかし、オフィスシーンなどでトロピカルプリントの模様のシャツを着ている方はいませんし、ジャケットも大分派手なブロックチェックなどをチョイスしている方もいません。
どちらかといえば、無地かストライプと言ったところではないでしょうか?ただ、この無地というのは素材もさることながら真面目で清潔なイメージだけで、取り分け主張するような所がありません。
仕事はできそうだけど、何か印象に残りづらい。
こういった、地味なイメージになってしまうのも仕方ない止む得ないところです。
案外、ストライプがビジネスシーンにおける“仕事ができそう”感を高めてくれる、そんなイメージの柄なんだそうです。
スタイリッシュであり、柔軟なイメージを喚起させるのかもしれませんね。
と、いうことでストライプを多くの方々がチョイスして着こなしているわけですが、そもそもこのストライプって、どんな種類があるか網羅している方って少ないのではないでしょうか?
ペンシルストライプであったり、ロンドンストライプなんてのは聞いたことがあるけど、一体どういったものか具体的には説明できない人が殆どなのではないでしょうかね。
実は、このストライプって相当種類があるんです。
ファッションの世界だけでは無く、様々なシーンで登場するストライプは、アート、映像、写真、プロダクトなど全てに関わってくるので覚えておいて損はないでしょう。
まず、ストライプなのですが、総称して縦縞が入った柄であればそう呼んでも問題ではありません。
ストライプ自体、縞柄の総称ですし細かい事を知らなくても問題は無いのですが…やっぱり詳しく知っていた方が後々特です。
例えば、相撲を見てる時に、全てを力士と呼ぶのも問題ないですが、一人一人の名前とか特徴に歴史を知っているだけでグッと面白くなりますよね。
まぁ、ジャンルが大違いですがそういったケースを想像してくれると、とっても分かりやすいですかね。
さて、ではストライプの代表的な種類なのですが、まずはブロックスストライプと呼ばれるもの。
同じ太さのストライプが等間隔になったもの、とされており、よくホットドック屋のモチーフになっているアレの事ですね。
そして、ペンシルストライプ。
鉛筆で線を描くような、そんな細さの等間隔で細く狭いタイプのストライプです。
これは、単色のものが一般的なのですが、よくジャケットに用いられる濃色の地にチョークで線を引いたようなチョークストライプよりハッキリとした輪郭と覚えておきましょう。
この辺りは定番なのですが、ヘアラインストライプ、となると分かりませんよね。
これは、その名前の通り髪の毛のように細いもので、近づかないと分からないくらいの細いストライプの事を差しています。
この辺りからは素材との兼ね合いですが、シャドーストライプも良く見ます。
よく、バッグなどにグラフィカルに濃淡が着けられたあの光沢あるストライプです。
さらに、複数の色が混在するマルチストライプもあります。
ちなみに、ボーダー柄もストライプの一種です。
斜めに入ったストライプなどネクタイで見ますが、1種類の素材を織り方で表現したものがこう呼ばれることがあります。
さらに、太い線と細い線のシックンシン・ストライプ、2色のグラデーションに交互に並ぶオルタネイトストライプ、淡い色合いのキャンディーストライプ…と、まだまだ無限に出てきます。
案外、身近過ぎて見過ごしてきた柄ですが、色々な種類があるんですね。
是非、自分の持っているストライプを見直してみてはいかがでしょうか。