「期待のアートマガジン、ART FUSIONが面白い!」

近頃、ちょっとだけ気になっている事があるのですが、、、

商業主義に走っていたアーティストやクリエイター達が、そろそろ自分たちがしたかった事をしてみよう…と、動き始めているような気がしています。

個展であったりその他の展示会やパーティーなど、周囲では最先端のテクノロジーを駆使した新しいアートなどと表現されながら、数年前から彼らがしてきた手法が認められ始めてるだけなのです。

さて、そんな訳で、この雑誌が売れないという時期だからこそ、増刷数を少なくしたアート本が多く生まれだしています。

それこそ、昔は家においてあるだけで格好いい!インテリアとしてオシャレ!と、いうような扱われ方でしたが、今の不況の時代、そこまで別にしても見ないのであれば要らないだろ…と、実に消極的になりました。

とはいえ、そういった雑誌やムック系の本が無くなったのかというと、そういった訳でも無く、細々と活動は行っているようではあります。

 

そういった事で、今回紹介しようと思ったのが「アートフュージョンと新しい写真」というコンセプトの元で生み出された「ART FUSION(アートフュージョン)」という雑誌です。

アートビートパブリッシャーズが編集をしている、ということで、中身もアート一色といったところでしょう。

ヴィジュアル・マガジンということなので、内容はどちらかというと作品などを中心とした、れっきとしたアート本となります。

昔、芸術系の仕事を志していた若者達にとっては、その表紙も何となく懐かしく、そして心揺さぶられるものがあります。

それもそのはず、ファッションとアートがフューチャーされている事が大きな要因をしめているからでしょう。

アートとファッションという世界は、当然なことながら切っても切れない関係です。

しかし、逆にカルチャーとして双方に不況となった時に、大きな役割を占めすことができず、ファストファッションであったり、安価な大量生産できる工業デザインが街に溢れています。

さらには、よく分からないとか、ついていけない…とか、そういったネガティブな要素も持ち合わせている分、分かる人にしか分からない…と、いうような世界観にもなってしまってきたのは誰も否定できない状況です。

しかし、このART FUSION(アートフュージョン)は、そういった事を一切無視した、分かる人にしか分からないと追求するような、本格的な内容となっているのが、ポイントなのではないでしょうか。

一切、媚びる事は無く、世界的に活躍するアーティストにフォトグラファー、さらにはファッションデザイナーを大胆にフューチャーしている事で、より存在感を表しているのです。

 

まず、今回の創刊号では鈴木親×真鍋大度、篠山紀信×金森穣、小山泰介×名和晃平等といった、まさに今をときめくアーティストがコラボレーション。

通好みの、想像がつかない化学反応が誌面で楽しめるという訳です。

ちなみに、このART FUSIONが目指すところは、2010年後半のイメージ・クリエーションのトレンドセッターだそうです。

 

取り敢えず、イメージを大切にするという発想が、今では新しくも感じてしまうのも面白いですね。

これから先、次の号を出すことができるのかはちょっとまだ未知数でもありますが、どんどん破天荒でイメージ先行のアートカルチャーを牽引していってほしい…と、個人的には思います。

将来、こういった雑誌に関わってみたい!と、学生や若い方々に思わせてくれるような、そんな可能性を秘めた期待のマガジンだと思いますよ!

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