「ニコラ・ゲスキエールって凄い人なの?」

世界的なファッションデザイナー、と聞くとなんとなく憧れの存在です。

マークジェイクブストムフォードステラマッカートニージルサンダー

近頃では、JWアンダーソンなど、ファッション界を新たに担っていくような、そんな面々がファッション誌を飾ります。

さて、そんなファッションデザイナーなのですが、もし自分だったら、独立して自分の名前でブランドを持ちたい、と思いますか?

やはり、どうしても有名になりたいと思っているファッションデザイナーの方であれば、こういった夢を抱かない訳がありません。

しかし、影の立役者ではありませんが、とにかく有名なメゾンでヘッドデザイナーとして働くというのも、ひとつの成功例かもしれません。

長きに渡り続けられる保証はありませんが、そのブランドを引っ張って行く、最高司令官のような、そんな存在になる訳です。

さて、そんな雇われデザイナーとして、正解で最も有名な人物といえば誰でしょうか。

ファッション業界に詳しい方であれば、様々なブランドのデザイナーを知っているでしょうが、一般的に見てこういった部分を知る人って少ないとは思いました。

しかし、そんな雇われデザイナーでありながら、世界中のファッション業界の人々に注目されている人物がいます。それが、ニコラ・ゲスキエールです。

 

ニコラ・ゲスキエールって、何となく聞いた事があるけど、どこで聞いたんだっけ…と、いう方も多くいると思いますが、それもそのはず、今季の秋冬コレクションからルイヴィトンのアーティスティック・ディレクターとして、就任したのです。

マークジェイコブスがルイヴィトンを去り、次のデザイナーは一体誰になるんだ!と、常に業界では話題となりましたが、結果的に、このニコラ・ゲスキエールが就任する結果となりました。

そもそも、ニコラ・ゲスキエールというのは、あのバレンシアガのヘッドデザイナーを15年勤め上げ、新生バレンシアガを生み出した人物です。

しかし、この人物なのですが、名前は多く聞いたことがあるでしょうが、自身のブランドを持っていません。

と、いうか持たないそうです。

それは、バレンシアガにいた当時、自分が表現したいことが、バレンシアガで最大限実現することができる…と、いうことだったようです。

1971年、フランス生まれのニコラ・ゲスキエールなんですが、何でも14歳からアニエスb.でインターンとして働き、ゴルチェなどで修行を積み重ねていったようです。

そして、フリーランスになった時にバレンシアガに入社し、なんだかんだで26歳でデザイナーに抜擢されたそうです。

全くの未知であったこの起用は、完全に沈みかけていたバレンシアガを復活させ、彼自身天才という名をほしいままにしてきたのです。

ところが、昨年にバレンシアガを退任することを発表し、新しい新境地を探っていた矢先、ルイヴィトンに移った…と、いうことです。

まぁ、辞めた理由というのが、デザイナーでは無くマーチャンダイザーになってしまい、マスに向けた売れる服作りを強要されたから…と、言われています。

ルイヴィトンに移ったら、そうならない…と、いう訳では無いでしょうが、何年この位置に居続けるかは注目です。

自身のブランドでは無い分、創造性と販売できる服を作れるかという微妙なバランス感。

我々が、ちょっと想像しているファッションデザイナーとは違う世界観にいる、面白いデザイナーなのではないでしょうか。

これからも、ニコラ・ゲスキエールは常に追いかけられるでしょうが、自身のブランドが爆発的にヒットできる旬を逃さないでほしい…と、個人的には思っていますね。

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