「IMA CONCEPT STOREで開催!ファッション写真の現在とは?」

写真専門のクリエイティブ空間を提供する六本木のIMA CONCEPT STORE。

こちらで、7月4日の金曜日から4週に渡り、ファッション写真の現在というレクチャートークショーが行われています。

出演は、イッセイミヤケのデザイナーや有名雑誌のフォトディレクター、写真家やクリエイティブディレクターなどなど、豪華な面々によりファッションシーンの歴史や今後について語り合う内容だそうです。

さて、そんなファッション写真なのですが、一体どういった存在であるか…と、いう事をしっかりと考えた事ってのはそうそう無いかもしれません。

当然のように、コマーシャルとして売り出すためのファッション写真もありますし、自分の作品として作り上げるファッション写真もあります。

そして、商業用でありながらもアートとしての写真として撮られる場合もあります。

そういった意味では、ファッション写真というのは、一体どういった位置づけになっているのか…と、言う事も興味深いかもしれませんね。

さらに、今回トークをしてくれる人達の面々を見ていると、それぞれに立場が違う人間という事で、完全に目線というか、ファッション写真に接する環境が違う訳です。

様々な観点から見たこのファッション写真という切り口もまた新しい可能性がありますね。

 

しかし、みなさんにとってはファッション写真というのは、どういった存在なのでしょうか?それぞれに思うところがあるでしょうが、基本的にはオシャレで何となく格好いい。

こういったイメージがあると思います。

素人目から見てみると、やはりハイブランドの広告などは凄まじくオシャレに見えますし、部屋にアイドルのポスターが貼ってあるより、3.1フィリップリムの広告が貼ってある方がオシャレです。

当然の如く、女性としてみれば男性の部屋にはそっちの方が良いでしょうが…。

まぁ、そういった意味でも見ているこちらの気持ちをモードにしてくれたり、さらには人目から見ても良くうつるという側面を持っているのです。

しかし、当然ですが制作側とすればオシャレであれば良いって訳ではありません。

シチュエーションを決め、そして見せたいアイテムや世界観が十分に伝わるのか。

そういったところを吟味していると思います。

そう考えると、何となく思うのでが、制作側と受けとる側でここまでも気持ちが乖離してる世界も珍しい…と、いうところに辿り着くのです。

ファッション雑誌などの現場というのは、そのときのクリエティブディレクターによりきりですが、殺伐している場合もあります。

ストイックに突き詰める事で、納得の1枚が完成する訳です。

しかし、それを受け取る側は、何となく格好いい。

これで終了なのです。服も見るでしょうが、あまりにも完成されたモデルが着こなす服というのはリアルで無いことは大抵承知の上です。

そのページのオシャレ感さえ保っているのであれば、それはそれで良いのです。

専門知識があり、そういった業界にいる方であれば分かるでしょうが、大抵のファッション好きは理解しているつもりで分かりません。

つまるところ、感覚の勝負がファッション写真の善し悪しを決めている可能性もあります。

料理の場合ですが、それは体で完全に味わう事ができるので、細工などお気がつく場合があります。

例えば、とある料理に使われているタケノコを炙っているか生なのか。

見た目には判断しづらいとしても、口に入れれば、料理人の意気込みや遊び心というのが何となく分かるものです。

そして、意思疎通できる。

しかし、ファッション写真というのは、アート作品としての側面もあるので意思疎通が完璧にはできません。

とあるコンセプトがあり、読み手にこうとって欲しい。

こういった思いが100%伝わるのは、やはり先に色々聞いており、そこからコンセプトに自分の気持ちをスライドさせて当てはめて行くという行為が必要となります。

ビジネスになり得ているので当然仕事としてプロという人達が現れますが、まさにフワっとした業界内だけでの特別な代物なのかもしれません。

そういった側面があるファッション写真をより深く追求していこうという試みは、もう哲学の域に入っていく可能性もあります。

意味があるのか無いのかよく分からないからこそ、想像を働かせ感覚で楽しめるファッション写真。

もし、余裕があれば、このレクチャーに赴き、どういった視点が正解なのか考えてみるのも良いかもしれませんね。

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