「コペンハーゲン、今度は約354kmの自転車専用道路を建設中!?」

このコラムでもよく北欧の事を取りあげますが、どうもあちらの地域は未来の都市型生活に対する対策とか政策が一歩抜きんでている、という感覚です。

何か新しい事を始めるのは、大抵コペンハーゲンなどだったりしますからね…。

と、いうことで今回もそんなコペンハーゲンの話題となります。

一体、今度は何?という、いう感じですがなんと、全長約354kmの自転車専用道が整備されている、という事なのです。

ちょっとした自転車専用道路は日本にもありますが、普通の道路の端っこだったり短かったり、とにかくガチンコの専用道路という訳ではありません。

しかし、今回ばかりは本当の自転車専用道路という事で世界中から関心を集めているのだそうです。

“港の上を快適に走れる高架式自転車専用道路”と、いういかにも都市型発想な政策ですが、一体どういった背景などがあるのでしょうか。

 

現在、コペンハーゲンでは住民の50%が自転車を利用している、という自転車大国となっているようです。

自転車普及にエコの観点からも素晴らしい事であります。

ということで、この専用道路は、信号機の色が変化するタイミングも自転車の速度に合わせられ、自転車用車線と自動車用車線の間に駐車場は設けられているとの事です。

車には人が乗っておらず、緩衝物となるようですね。

さて、この建設の以前の今年6月には、高架式の自転車専用道路「Cykelslangen」が先立って設置されていたようです。

自転車専用道の長さを約220m延長した専用道路となっているだけなのですが、どうも海岸地区のショッピング街を通行しないで済むので、結果的に混雑が大幅の緩和されているとのことです。

設計した事務所によると、港湾地区があるので、のろのろ進む歩行者が多いとの事。

つまるところ、そういった環境も手伝ってより混雑が酷くなってしまうのです。

まぁ、自転車だって安全ではありませんし、事故0という訳ではないでしょう。

そういった意味でも、この取組みは成功例と言えます。

また、その道路の細かい部分まで見ていくと、どうも上手に建物群などを格子状に取り囲むカタチとなり曲線を描く設計となっているようです。

こういった事で、結果的に走行距離が長くなっていき傾斜が緩やかになる効果があるのです。

勿論、スピードがあまりにも出ないように、緩やかな勾配がつけられており、出来るだけの安心設計となっているのです。

それも、斬新な発想となっていきますね。

動画を見てみると、緩やかな曲線に沿ってのんびりと自転車を漕ぐ方達で穏やかな雰囲気です。

歩いている人もいましたが…。

まぁ、ともかく何かトラブルが多く発生しそうな雰囲気でもありませんし、急激なスピードを出す人もおらず安心感がある設計となっていはいるようです。

さて、先に建設されたこの道路なのですが、費用は、大体4億円。

建築事務所のDISSING+WEITLINGが設計を任されたとの事です。

費用面に関しても、4億円であればまだ良い方なのかもしれません。

市民の生活を守るという観点から見ても、ある種の正攻法ですよね。

日本では、7年後のオリンピックに向けて様々な建設が始るとされていますが、あまりにも費用が拡大するので批判も出ています。

新国立競技場にいたっては、数千億…?と、いう天文学的な金額の費用がかかってくると言われています。

これって、先程の自転車専用の道路でも国道246や愛媛の松山にも作った方が良さそうな感じですね。

と、いうかその費用で日本全国に作れてしまいますね…。

まぁ、お金の使い道を外野がとやかくいってもアレですが、本当にタメになる、そんな公共工事をコペンハーゲンを見習って日本も行って欲しいところですね。

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