エスパス ルイ・ヴィトンが仕掛ける、新たなインスタレーションに注目!

エスパス ルイ・ヴィトンの、革新的なアート形式を表現するためにあらゆるレベルで進めている企画“IN SITU – 1”が開催中です。

パリ、東京、ミュンヘンという3つの都市で共同プロジェクトとして始ったこのIN SITU – 1なのですが、第一回目という事で都内で東京で見る事ができるのは、実に貴重です。

 

今回は、3名の女性アーティストが選出されており、初となるオープンアトリエ方式での展覧会となるようです。

かなりその試みもユニークであり、3名のアーティストが真っ白な部屋から自由に制作し完成させていくという、そういった独特な展示となっているようです。

そのうち東京での展示に抜擢されたのは、韓国釜山出身のアーティスト、ソ・ミンジョンです。

彼女は、2013年にあいちトリエンナーレ2013に参加しており、その時は名古屋市市政資料館の地下留置所をモチーフにしたインスタレーション「Sum In a Point of Time – III[ある時点の総体 Ⅲ]」を発表し、大きな話題と衝撃を与えました。

 

今回の展示でも、大きな枠組の中で彼女の自由な発想を体現できるとあって、多くのアートファンからも大注目されているとの事です。

多摩美術大学大学院、シュトゥットガルト州立アカデミーを経て、現在ではドイツのベルリンでアーティストとして活躍をしている彼女ですが、数々のアートのアプローチの対し貪欲であることから、ドローイング、映像、写真、彫刻、立体作品、インスタレーションと、枠に縛られることの無い、そういった目線で作品づくりを続けています。

 

様々な角度からのアプローチができるのは、やはり韓国から日本へ、そして世界へと広い視野を持つ旅を続けているからなのではないでしょうか。

多文化経験から生み出される普遍的な視線が、彼女の作品から垣間見え、見ている方に大きな衝撃を与えます。

彼女の作品のテーマとして重要な瞬間、過去、あるいは未来という、“時”を表現したのが、あいちトリエンナーレ発表の「Sum In a Point of Time – III」。

 

生の儚さと不確定性を詩的に表現していると評されているこの作品を経て、今回のインスタレーションがどのようになっていっているのか、かなり興味がそそられます。

今回の大胆なインスタレーションの概要なのですが、エスパス ルイ・ヴィトン東京のガラス張りの空間、来場者とのコミュニケーション、さらに彼女がその場で受ける刺激など全てがミックスされて展示が完成していくという、何ともダイナミックな試みが期待を高めます。

 

ちなみに、先に公開されたパリ展示の方ですが、こちらは、フェミニズムや労働者の権利、そして地球温暖化とエイズなどの公民権運動を強く支持した作品作りで話題となっているアンドレア・バワーズが担当。

ドイツの方では、個人的な経験と世界との関係に強く影響を受け、映像作品にインスタレーションを得意としているシムリン・ギルが担当するとの事です。

 

東京でも、特設コーナーが設置されるとの事で、パリとミュンヘンの作品、制作風景も見る事ができるようです。

アートファンであれば必見とも言える今回の展示。

第一回目という事もあり、まだまだ未知数ではありますが、現代アートシーンに衝撃を与える重要な展示会となることは間違えないでしょう。

是非、興味のある方はその足でエスパス ルイ・ヴィトンへ赴いてみてはいかかでしょうか。

 

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