デザイン性の高いアイテム、というのは、やはり自分だけが満足するのではなく、それを見た人々に羨ましがられる事も重要なファクターだと、個人的には思っています。
それは、バカだな…と、思われる場合とのギリギリの境界線であり、バカが越えて格好良いとなる、そういったデザインとアイデアがこれからはとても重要になってくるのではないでしょうか。
さて、何となく堅苦しい事を言ってしまいましたが、要するに凄いバカで格好良いものってのが、男は大好きであり、そういった商品を見つける否応無しに注目してしまいたくなるのです。
今回、ここで紹介した素晴らしいアイテムが、「Marshall Fridge」。
まぁ、英語がサクサクっと読める方であれば分かるとは思いますが…要するに冷蔵庫。
そして、あの有名アンプメーカー、マーシャル製の冷蔵庫なのです!これは意表をつかれますよね。
そのルックスなのですが、あのマーシャルの2段積みのアンプにそっくりです。
遠目で見たら、本物のマーシャルのアンプと変わりなく、友人の家においてあったら「何?マーシャルのアンプ買ったの?」と、尋ねてしまいそうになります。
となりにギターでも追いてあったら、プラグを差し込みたくなってしまいたくなるほど、精密な作りが感涙ものです。
このマーシャル冷蔵庫なのですが、どこかのオバカなマーシャルファンが、勝手に暴走した訳では無く、ちゃんとJim Marshallが認めたオフィシャル品として販売されているようです。
凄く大きい訳では無いというのが、良かったのか悲しいのか分かりませんが、センスとしたら相当レベル高い逸品ではありますね。
ちゃんと、ジム・マーシャルのオフィシャルステッカーも貼られており、さらには、スイッチやノブなどのパーツは本物。
ロレックスのディフュージョンブランドである、チュードルというセカンドラインがありますが、あれと同様にパーツは一緒という、ファンを喜ばせる演出も笑えます。
もちろん、本物ではありますが、ギター用になっていないので、ダミーという事で使ってくださいとのこと。
前述した通りに、そこまで大きなものでは無いので、収納するとなったら、ビールなどの飲料系となります。
ここで、ガッツリとバドワイザーで揃えたいところですが、それもなかなかベタ。
敢えて、日本酒などで、和風のものを入れておくと、開いた時の感動が倍増しそうですね。
220V仕様と110V仕様と、別れているとのことですので、一応使うのは電気の事を考えた方が良さそうです。
折角購入したものの、使えない…となると、本当のマーシャルアンプを購入した方が良いですからね。
ちなみに、何といっても値段が気になります。
まぁ、小さめの冷蔵庫ですし、数万円ってところかな?と、思っていたら、案外150000円ほど。微妙に値段が張ってくるのです。
アマゾンで販売されているのですが、取り敢えず説明もユニークです。
何とも、面白いとか、話のネタになるとか、レアだとか。
商品のクオリティーは本物パーツということ以外、ウリにはならないのでしょうか。
そこまでして、笑いを取りたいストイックな方のための、高級アイテムって存在なのでしょうかね。
まぁ、こういった世界的なブランドだからこそ、遊びを効かせると、より余裕のある貫禄が増して格好良過ぎます。
常に伝統と周囲の目ばかりを気にする、ストイックな企業は、こういった部分から真似していくだけでも違うと思います。
まぁ、こんなふざけた事ができる、そんな資金的余裕があればの話ですが…。
とにかく、マーシャル好き、そして笑いを取りたい方。
「Marshall Fridge」は、今年早速のマストバイアイテムなのではないでしょうか!?