音楽が好きで仕方なく、出来るだけクールで頭の良さそうな音楽を聞き入りたい、と思っている音楽インテリな方は、多いはずです。
それは別に悪い訳ではなく、創造性であったり、大量に消費される音楽への嫌悪感が、素晴らしい音楽文化を築きあげていく、大切な要因となります。
しかし、そんな音楽好きな方が侵してしまいがちなのが、相手の音楽趣味を聞いて、人を判断してしまうことです。
ここでは、具体例は挙げませんが、当然、本当にヒップホップが好きでレコードを買いあさっていたりしている人と、アイドル好きで、そういった音楽以外は興味の無い人。
性格というか、生き方も当然違ってきます。
まぁ、どちらがダサイとか格好良いとか、そういった判断は個人に任せますが、同じ感覚を持ってる、とは確かに考えづらいところです。
真木蔵人の有名な言葉に「オレ、小学校1年かなオヤジに買ってもらった。
最初にGetするおもちゃがSkateBoadかPlayStationで大分違うぜその先のLife」というのがありますが、まぁ、面白くも取れますが、音楽の影響に関しても、大分人生は変わりますよね。
そういった意味では、音楽好きの方は、やはりデザイン系やファッション系、クリエティブ全般の仕事に就かれている人は多いです。
好きなだけでなく、それを仕事にも活かしたい、という、創造性を磨き挙げる、そんなアプローチのひとつとして音楽を聞いているのでしょう。
さて、そんな音楽においての性格判断なのですが、実際に聞く音楽というか、ジャンルで性格がざっくりと判断できるようです。
例えば、ノイズ。
ノイズミュージックを聞く方は、恐らく限られており、ある種音楽とうよりは“音”というイメージが強いですが、あれにはレベル的に、創造性をアップさせたりする作用があるようです。
アンビエントノイズと言われる、まぁカフェくらいの五月蝿さ。
これくらいが、気分を盛り上げ作業を効率化してくれるようです。
無音より、ちょっとしたざわつきがあった方が良いのでしょう。
まぁ、このぐらい、音楽がもたらす、対、人への影響力はあるという事です。
ちなみに、聞く音楽で大きく性格が変化するのは、まだ若い人たちに限るようです。
大人になれば、分け隔てなく音楽を聞きますし、音楽だけのために生きる人は限られますからね。
好きでも無いけど、癒されるからアンビエントを聞いています、的な感じでしょうか。
一応、とある記事で、好きなジャンルとその性格分析が記載されていたので、ざっくりとまとめてみましょう。
まず、ブルースやジャズ好きな方というのは、自己評価が高く、クリエイティブなのだそうです。
親しみやすさも持ち合わせているとか。
クラシック好きの方は、内向的ですが、自己評価は高くクリエイティブだとか。
ラップ好きは、とにかく外交的で自己評価も高いようですね。
これ、ちょっと分かりますね。
レゲエが好きな方は、自己評価は高いようですが、努力嫌いなんだそうです。
まぁ、楽天的ですしね。
ちょっと気になるのが、インディーミュージック好きの方ですが、どうも自己評価も低く努力家でもないようです。
しかし、クリエイティブであり、穏やかという訳でも無いのです。
取扱いが難しですね。
これは、ロックやヘビメタ好きも同様だそうです。ヒット曲が好きな方は、自己評価は高く努力家。
しかし、クリエティビティな感覚は無く、親しみにくいのだとか。
まぁ、これも一般論ですし、実際のところは、人それぞれですが、何となく当たっているような気もします。
とはいえ、今後誰かに好きな音楽ジャンルを聞いて、努力家ではないね…と、ネガティブな言葉をかけるのは止めましょう。