「立つ事の素晴らしさ!?話題のスタンドオフィス構想!」

近頃、立ちっ放しで食べる、立食スタイルの飲食店が話題となりました。俺の~、に代表されるように、高級な食材を一流の料理人達が料理したものを、サクっとカジュアルに食べるという、斬新な発想が多くの人々を惹き付け、連日大行列となる大革命を成し遂げたのです。

 

まだまだ店舗などはジャンルを超えて増殖していますが、あの頃の半狂乱的なブームはさり、好きな方は一回くらいはいっておくか?というような、そんな落ち着きを見せてきています。まぁ、この飲食店のヒットの理由はいくつかあるでしょうが、価格や味はさることながら、スタンド、というスタイルが受けたとも考えられます。

 

このテイストで、居酒屋のような気軽さを持つ普通の飲食スタイルだったら、恐らくここまでヒットとはならなかったとは、思います。
立ち飲みや立ち食いというのは、今でこそ下町やサラリーマンの憩いの場的な印象もありますが、多くの人は昔から立ってものを食べたはずです。

 

それが次第に、立ちながらものを食べるという行為自体が、あまり行儀が良くないと言われ、いけない事をしている、というようなそんな感覚も楽しむことができたのではないでしょうか。
立ち食いや飲みに馴れている方々にとってみれば、まぁ何も目新しさは感じないでしょう。

 

しかし、あまり飲み屋や立ち食いなどに縁の無いハイスペックな女性たちが、全く新しい世界という事で、このスタイルの飛びついたのでしょう。
立って食べるという面倒さや下世話な印象はありながらも、中身は高級料理だし、他の人も同じだし…。
当時、女性の持ち合わせていた欲求の全てを、この場所は満たせたのでしょう。
ただただ安くして、回転率を上げよう!と、スタンドスタイルにしたのかもしれませんが、まさに嬉しい誤算だった、ということなのでしょう。

 

さて、そんな立食なのですが、スタンドはビジネスの場にも広がっているようです。
RAAAF社という場所が提案した、未来のスタンディングオフィスが、今大きな話題となっているようなのです。
立って仕事をする、という事は、多々健康にも効率化にも貢献する、といわれていましたが、オフィス全体という発想は無かったでしょう。
提案されたオフィスなのですが、「The End of Sitting」と名付けられており、座ることが終わった世界となっています。

 

というと、何だ椅子が無くただ高い机しかない、殺風景なものか…と、思ってしまいますが、これがかなり機能的でアート空間。
3Dアートのような凸凹した迷路のような空間造りとなっており、人間の行動に沿った形状となっているのです。
机っぽくなっているもの、段差がつけられており、寄りかかりやすくなっているもの。

 

その形状ごとの場所にいることで、そこでの作業が可能という事になっているのです。
オランダ人アーティストのバーバラ・フィッサーを軸に生まれたこの空間なのですが、とにかくどんな身長の社員がいたとしても、もたれかかることが可能。
このプロジェクトが感心をよせているのが、直立ではなく、何かに支えを受けながら作業をすることができる、ということなのです。

 

実は、筋肉を刺激するということで、長時間労働による、筋肉の衰えを防止する事が可能なのです。
立って作業する、というのは確かに健康になる事は間違えありません。
ただし、現実問題、立ちっ放しで作業するなんてものは、どう考えても非現実的。


だからこそ、この氷河のような立体的なオフィスであることで、長期的に見た点からも注目されているのです。
勿論、こんなオフィスはまだまだ実用化には時間がかかるとは思いますし、日本人に馴染むかは分かりません。
とはいえ、無機質なオフィス用什器に囲まれているより、数倍良いアイデアが生まれそうな、そんなイメージがありますけどね。
是非、前向きに検討していただきたいところです!

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る