【トウキョウアートナビ Vol.7】ヨコハマトリエンナーレ2011レポート(後編)

【トウキョウアートナビ Vol.7】は、(前編)に引き続き、ヨコハマトリエンナーレ2011レポート後編をお送り致します。

メイン会場の横浜市美術館に続いて向かったのは、BankART Studio NYK

まずはヘンリック・ホーカンソンの作品『根の付いた木』。1Fから3Fまで続く立体作品で、上の階には『倒れた木』という作品がありました。会場をうまく使った展示方法がおもしろかったです。


リヴァーネ・ノイエンシュワンダー『プロソポピーア』。3つの作品からなるインスタレーション作品で実際に触れて遊べる作品。子供に人気の作品でした。ココナッツソープにひらがなが書かれたものを並び変えて文章を作れたり、粉ワサビと重曹の砂にささったアルファベットカードを並び変えて単語を作ったり、卵を電球にかざしてみるとひらがなが出てきたり、文字をパーツとして捕らえた、外国人ならではの視点が面白かったです。

こちらはピーター・コフィンの映像作品『無題』。「3-D medical scan」と呼ばれる技術でレントゲン映像化された18個のフルーツが、回転しながら飛び込んできます。2Dなんだけど不思議と3Dの感覚になる不思議な作品。こちらも子供には人気でした。

同じ映像作品で面白かったのはクリスチャン・マークレーの『The Clock』。無数の映画から時刻を示した所だけを抜き出しつなぎ合わせた作品で、その時刻は実際の時刻とリンクしているという作品。最初、作品の詳細を知らずに見始めたのですが、たまたま震災の起きた14:46の数分前だったので「何か起こるのか??」とドキドキしてしまう程少しスリリングな内容でした。トリエンナーレの開館時刻は11:00-18:00なので「それ以外の時間が見れないじゃないか!」と思ってたら、24時間上映も決定したとか。これはかなりのチケット争奪戦になりそうですね。

ジルヴィナス・ケンピナスの『5番目の壁』。天井から張り巡らされたVHSテープの『壁』が、ある角度から見た時全て消えてしまいます。

こちらは泉太郎のインスタレーション作品。『壷(メトロ)』『新しい骨』『釣りと整体』。普段使うようななんてことはない日用品を並べたインスタレーション作品で、一見すると難解なのですが、3つのモニターに映し出された映像がジワジワ面白かったです。

ヨコハマトリエンナーレで面白いと思ったのが、キッズ・アートガイド。BankART Studio NYKで見かけてガイドツアーに参加してみたのですが、子供ならではの視点で作品を解説してくれて子供ならではの感想がものすごく面白かったです。

この他にも横浜トリエンナーレはBankART Life Ⅲ(新港ピア)や、黄金町バザールなどその他周辺地域で様々なイベントが開催されています。もうすぐ閉会してしまいますのでお急ぎ下さい!!

ヨコハマトリエンナーレ2011
OUR MAGIC HOUR-世界はどこまで知ることができるか?ー

会  期 2011年8月6日(土)~11月6日(日)
     [休場日:8月、9月の毎週木曜日、10月13日(木)、10月27日(木)] ※
開館時間 11:00~18:00 ※入場は17:30まで
会  場 横浜美術館、日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)、その他周辺地域
特別連携プログラム BankART Life Ⅲ(新港ピア)、黄金町バザール2011(黄金町エリア)
http://www.yokohamatriennale.jp/

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