【トウキョウアートナビ Vol.9】会田誠『美術であろうとなかろうと』

ジャンルにとらわれず幅広い活動を行い、そのセンセーショナルな作風で知られる現代美術家、会田誠の展示が東京ワンダーサイト本郷にて現在開催中。東京ワンダーサイトで新しくスタートした「Emerging/Master」。国内外で活躍するアーティストの初期から現在に至活動を紹介する今シリーズでは、第1回目に会田誠氏を迎え、会田氏が大学在学の頃に描いていたドローイング作品の展示や、現在展開しているプロジェクト「MONUMENT FOR NOTHING」シリーズの公開制作を行う。

「MONUMENT FOR NOTHING」は古段ボールのみの素材で作られた、さながらゴシック祭壇彫刻や古代遺跡のような作品。展示中には気軽にこの作品の共同制作に参加する事ができ、この作品は都内某美術館に展示されることが決定しているという。週末の夜には会田氏本人には会場に滞在しその後飲み会に流れることもあるそうで、会田誠ファンにとってはとても貴重な機会となる事は間違いない。また、会田氏が注目する若手アーティストたちの活動も紹介している。

美術(芸術、アート、contemporary art)とは何か—-このような問いを前提に作られるものは、すべて近い将来滅びる運命にあるだろう。美術であろうがなかろうが、作りたいものを作る/作るべきものを作る/生きたいように生き、その痕跡として何かが残る――そのようなものしか後世には残らないだろう。悪いが今や美学者たちは、その忠言を聞くことが命取りになるウィッチドクターだ。このような僕の日常的な確信の一環としてこの展示はある。

会田 誠

会田誠+21st Century Cardboard Guild
《MONUMENT FOR NOTHING Ⅱ》2008~
制作風景:名古屋芸術大学アート&デザインセンター、2009
Photo:山口幸一 (c) AIDA Makoto
Courtesy Mizuma Art Gallery

会田誠『美術であろうとなかろうと』

会 期:2011年11月 5日 〜2011年12月25日
休館日:11/7・14・21・28、12/5・12・19
時 間:11:00-19:00 ※木金土は開館時間延長 11:00→20:00 (最終入場は19:30まで)
入場料:無料 
会 場:トーキョーワンダーサイト本郷
アーティスト:会田 誠、高田冬彦、林 千歩、TEAMまこぷり、劇団☆死期

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