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「スターバックスでアイデアを生み出す」
僕は毎日スターバックスコーヒーで原稿を書いています。毎回、決まって注文するのが「ブラックコーヒー」。
もちろん、コーヒー本来の味わいを楽しみたい、ということでの選択でもあるのですが、基本的には甘い飲み物が苦手なだけなんです。
ただ、本当の理由は、スターバックスで飲むブラックコーヒーには、アイデアを生み出す力があるんじゃないか?と勝手に信じ込んでやまないからなんです。
きっとスターバックスという場所が、自分をクリエイティブな気分にさせてくれる空間だから、そういった妄想に走ってしまうのかもしれません…。
とにかく、自分にとってこの場所は戦場です。
なんせ通い続けたおかげで自宅ではなく、ここでなければ仕事ができなくなってしまったのですから…。
しかし、この感覚は自分だけのものではないのではないでしょうか。
スターバックスにいると、何か不思議と良い気分になる方が多いと聞きます。
新しいアイデアを生み出す時に手に取る見慣れたデザイン画のように、懐かしさと新しさの間に生まれる感性が刺激がされる。などと言う人もいるぐらいです。
確かに、店内を見渡すと、パソコンでデザインをしている人や、勉強をしている人、ノートに自分の未来を書いている人など、それぞれの時間を自由に過ごされています。
“なんでわざわざ、お金を払ってまでこの場所で仕事や勉強をしているのだろう”と毎回思うのですが、そういえば自分もその一部である!ということを思い出し、少し可笑しくなりますが…。
きっと、誰しも自分の部屋では生まれないアイデアをココで手に入れたいのではないでしょうか。
ある意味、ここはデザインオフィスのようです。
そんなことで、自分含め、こんなスターバックスから素晴らしい作品の数々が、生み出され続けることを期待してます。
中込 公一