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「世界最小規模の美術館がオープン」こんな記事を雑誌で見つけました。
ニューヨークのトライベッカの裏側にある老朽化したエレベーターを改造して創った美術館で、その名も“Museum”!
外観はただの倉庫の扉…。ところが、黒塗りの入り口が開けば一転、そこは明るく清潔感に溢れた空間が広がっています。
しかし、展示されている品は「モーテルの備品を持去った際に描かされた罰金表」「海で拾った誰かのコレクション」「スペルの間違った食品表示ラベル」など、「おいおい…本気ですか?」と思わずにはいられないユニークなウィットに富んだ物ばかり。
人にとってはタダのゴミだったりするものがアートになってしまうのだから、さすがニューヨークです!
とはいえ、こんな面白いこと誰が始めたのかが気になるところ。
実は「Red Bucket Films」という3人の映像クリエーターが仕掛人。
2人は兄弟で1人は高校時代の頃からの友人だそうで、肝心の映画はカンヌにも出品する実力派。
別館を作る企画も進んでいるようで、彼らのオバカ振りもまだまだ止まりそうにありません!
ちなみにHPはhttp://mmuseumm.comでチェックできます。
中込 公一