「チェアーと空間」

© Copyright Adrian Platt and licensed for reuse under this Creative Commons Licence.

「チェアにかなりこだわりがある」なんて方多いんじゃないでしょうか。

イームズやヤコブセンにリートフェルトなど、デザインはもちろん機能的に優れた秀逸なチェアばかりです。

「良いチェアこそ良い生活!」という考えも間違えではないでしょう。

とはいえ、近頃様々な店舗や空間デザインの現場ではチェアの質やブランドというより、その椅子の持っている歴史やシーンによっての使い勝手が重宝されているようです。

ナチュラル系統の店舗であれば木材の優しい質感を感じられるものでしょうし、スタイリッシュな空間であれば機能美に溢れた直線的なデザインが好まれたり、とチェアについて考えると意外に面白いものです。

またカフェなどでは、どこからかアンティークのチェアやソファをかき集め、デザインに統一感を敢えて出さない空間作りが流行している傾向も見られます。

プライベートであっても、こだわりのなさが格好良い部屋作りを成功させていたりと、ブランドにこだわらず、全体像を見据えた空間作りをする方が増えたと感じています。

ブランド指向の日本において、名前に踊らされず、個性を大切にしたセンスの良い方々が増える傾向は嬉しいことではないでしょうか。

中込 公一

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る