「歌詞カード」

近年、音楽業界は不況の一途を辿っています。ミュージシャンの表現の幅は確実に広がっているのですが、お金に繋がらないのかレコード会社も火の車です。

さらに、CDが売れず大手レコードショップもどんどん都心から撤退していっている状況であり、危機的な状況は変わりません。

ダウンロードや動画サイトなどで、手軽に曲が手に入ってしまい、カタチとしての音楽を楽しむことが本当に減った、ということですね。そんな状況で忘れてはいけないのが「歌詞カード」ではないでしょうか。

昔、自分の大好きなアーティストのCDを購入しては、歌詞カードをへばりつくように見ていたことを思いだします。

そもそも、曲を聞きながら歌詞を目でおう、という行為をしたのは何年前でしょうか。歌詞カードにはアーティストのアートワークの粋が詰まっており、その雰囲気に心酔するのも楽しみの一つだったのです。アーティストによっては、メンバー達、一人一人載せてポーズを取ってみたり、敢えて誰も写さずにイラストオンリーにしたり。

また、歌ものなのにも関わらず歌詞を表記しなかったり、フォントを変えてみたりと、アーティストが持つ個性が曲以上に感じられる重要なアイテムなのです。ダウンロードしてしまえば、もちろん歌詞カードは付いていませんよね。

ネットなどで見れば、誰かがアップしているのかもしれませんが、それでは寂しいものです。

アルバムの世界観に浸ることができるのは。曲も大切ですがCD自体を購入し、歌詞カードに込められた思いを感じることなのではないでしょうか。

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