「アート」ってなに!?

“「アート」と聞いてパッと思い浮かぶものはなんでしょうか。
『モナリザ』のように有名な絵画や彫刻などの作品、芸術家の顔だったり工業製品だったり。建物や文章やパフォーマンス、それどころか
もっといろいろなものを含め、人それぞれが多様なものをイメージされたことかと思います。
そのように、人によって「アート」が意味するものとは実にさまざまです。そしてその定義が間違いであるパターンも、ほとんどないといって良いでしょう。人が「これはアートだ」と心から思うものは、すべてアートと解釈してもよいのです。

そんなアートに関して、まだまだ日本では「ありがたいもの」と捉えている人が多いようです。つまり「効果なもの」、「よくわからないけど、なんとかなくすごそうなもの」、「一部の人だけが楽しめる、立派なもの」といった考えです。
しかしそれが正しいとはいえません。なぜならアートは誰にとってもごく身近にあるものだからです。たしかに、歴史的に価値のあるものや素晴らしい表現は、相当な敬意と評価が集められるべきでしょう。とはいえそれはアートの一部分にすぎず、価値ある作品はたくさん存在しているのです。
例えば、あなたの好きな“物”を思い浮かべてみてください。それが直感的にかっこいい、かわいい、気持ち良いと思ったのであれば、それは一つのアートだからです。「人がつくった、人に良いと思わせるためのもの」の多くはアートといえるのです。人に良く思われるような服、良く見せるための広告、良くわかるような文章といったように、人に良さを伝えるものがアートなのです。

一応、美術史のはじまりとしては『洞窟壁画』が挙げられます。いってみれば、昔の人のラクガキです。宗教的な目的もあったといわれていますが、単純に画を描くという楽しみやよろこびがあったであろうことは誰も否定できません。アートの心の原点も、それと同じです。
「アート」は誰もが持っている「想い」が外にでたものです。形があってもなくても「おもしろいことをしたい」、「何かを伝えたい」、「何も“ない”より、“ある”ほうがいい」といった想い全てが含まれています。そのように、良さを伝えるためにヒトの起こすアクションそのものがアートと考えてみてください。
そうすることで、世の中のすべてがちょっとずつ気持ち良く変わってくるはずです。”

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