「アーティスト」ってなに!?

“前回のコラム(「アート」ってなに!?)では、アートそのものが“ヒトの想い”であることについて触れました。今回はそんな「アート」を生み出すヒト=「アーティスト」についてお話しようと思います。
アートがヒトの想いそのものであるとすれば、それを形にすることは誰にでもできるはずです。言葉にしたり、画にしたり、形にできない音楽やアクションそのものでも何かを伝えることはできます。しかし、実際にそのようなアーティストとしての活動をする人は限られていて、あまり多くありません。

それはなぜでしょう。答えの一つにビジネスというものがあります。
アートは基本的に“自分(個人)の想い”なので、それに共感する人がいるとも限りません。主観的なスキ・キライがあるように、作品の価値が必ずしも一定であるとは限りません。また、アート全般に興味をもたない人がいるのも現実で、作品の価値を理解できないことも多々あるでしょう。そうした意味でアートを商売にすることは簡単ではないのです。自身の作品をつくり、それを売る。単純なことのようで、万人がそうできないのはウマい、ヘタはもちろん好みや価値の共有という部分も多いものです。
しかし、現代では少しその構造が変わってきているのも事実。インターネットが普及して、個人サイトや動画共有サイトなどで“自分”を世の中に広く発表することが比べものにならないほど簡単になりました。もちろん発表だけでなく、同じように鑑賞するチャンスも増えています。そこで実力を買われて有名になる人も少なくないでしょう。一流と二流のウデのちがいは歴然ですが、プロフェッショナルとアマチュアという肩書き自体のちがいは実力に見合う対価を得ているかどうか、ぐらいの差しかありません。もはや現代では、あなたの身近な人がそうした活動をして高い評価を得ていてもおかしくないのです。まして、大々的に発表することにこだわらなければ小規模ながら自分の作品を発表することは誰にでもできるのです。
そうした意味で広く捉えると、誰にでもアーティストになるチャンスがあふれています。ぜひぜひ創造的な活動をもっと身近に感じてみてください。”

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