服や雑貨、電化製品なども同様ですが同じ型で色違いがありますよね。
当然、赤が好きな方もいれば、青が好きな方もいるのでバリエーションは様々用意せねばなりません。
しかし、よくよく考えたら色違い、って面白いですよね。
まったく同じ機能やディティールなのにも関わらず、別の商品に見せてしまうのだから凄いと思います。
画家の横尾忠則さんの美術館が神戸にありますが、彼の試みとして1つのモチーフを何枚も背景や色彩を変く描いた作品の展示が現在行なわれています。
基本的に、中心にいる人物は同一人物でありながらも、全く別世界のようにバリエーションを膨らませるという演出も、完全に別の作品と捉えても良いぐらいです。
色違いを複数制作する、というのはもしかしたら想像力を鍛えるにはかなり良いかもしれませんね。
自分はどこまで一つの対象物に対して世界を広げられるのか。
完全にゼロから作り込むのも良いですが、敢えて同じ物を違った世界観で複数作ってみたらいかがでしょうか。逆に、斬新で新しい何かが生まれて来るかもしれませんよ。