「懐石が特別」

旅館などに宿泊すると、食事の時にお品書きを持ってきてくれる場所があります。前菜からメインそしてデザートなど一連の流れを楽しむには必須アイテムとも言えますよね。

さて、本当に美しい書体で書かれているお品書きを、旅の記念として持って帰って来る方も多いのですが、何故そんなに特別感を感じるのでしょうか。

勿論、非日常の食事であり思い出としてとっておきたいという気持ちが優先しているのですが、日本の食事習慣が背景にあるような気がします。

基本的に、フランス料理やイタリア料理はランチであったとしても前菜、サラダ、メイン、デザートと流れを作ります。

一方、和食の定食屋さんなどに行くとお盆に全て乗せた状態でやってきます。普段の食事に関しても、全てがテーブルに揃って食べ始めるので、ちょっとづつという食事の仕方ではありません、本来、懐石は繊細なまでに細かく順番が別れている、世界でもトップクラスのコースメニューです。

しかし、そういったもてなしをされる場所に良く行く人で無い限り、普段の日本の食事は流れがありません。

そのため懐石などのコースには、特別な雰囲気も手伝い、ひとつづつ料理が出されるあの感覚を、特別に感じることができるのではないでしょうか。

 

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