カテゴリー:無限 一藁
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「アートのみかた」まとめ
長く続けさせていただいたこのコラムですが、今回でようやく最終回を迎えます。そもそもは「アート」や「アーティスト」ってなに!? という部分から、いろいろな主義や流派の説明、そして幅広いジャンルにわたってアートを紹介してきま…詳細を見る -
第24回 記憶に新しい芸術テロ、パフォーマンス、政治との関係
「芸術テロ」というものをご存知でしょうか。テロとはいえ武力行使のような物騒なものではなく、自身の作品を強引に発表する手段を指します。わかりやすいのは道ばたのラクガキですが、時には大がかりなものになることも珍しくありま…詳細を見る -
第23回 現代美術って私にもできる!?
現代美術に限らず、創作活動は決して特別な才能を持っている人や、たくさんの資金を必要とするようなハードルの高いものではありません。もしかしたら現代美術を見て、「これぐらいなら自分にもできるんじゃないかな」と思った人がいるか…詳細を見る -
第22回 作品はどこで鑑賞できるの!?
前回までで現代美術がどんなものかを知ってもらい、どんな作品や作家がいるのかをお話ししてきました。とはいえ実際の作品をみたり、体験してみたりしないと本当に理解できたとはいえません。そこで全国の現代美術作品が収蔵されてい…詳細を見る -
第21回 知らなきゃマズい作家ってどんな人!?
前回(第20回 「現代美術ってなに!?」)でお話ししたように、この領域を万人が納得する形で定義するのは至難の業です。年代や作風を限定しないので、挙げようと思えばいくらでも挙げられてしまいます。ここでは、一般的に現代美術の…詳細を見る -
第20回 現代美術ってなに!?
現代美術を定義するのは、簡単なことではありません。その理由は、ただでさえ多様な解釈を楽しめるアートの世界の中でも、特に難解だといわれている領域だからです。現代美術の起点となる作品や明確な時代区分、その判断材料も多種多彩。…詳細を見る -
第19回 わからないときはどうすればいいの!?
世の中にはアートに関心を持っている人ばかりではありません。学生時代、画や工作がニガテだったという人も多いでしょう。作品を作家やタイトルの有名無名だけで判断したり、鑑賞にあたって他の人の解説を鵜呑みにしたりするのは良く…詳細を見る -
第18回 その他、芸術のみかた 5/5
5. 文学、哲学「芸術」と聞いて瞬時に「文学」と結びつく人は少ないかもしれません。しかし文学は古代ギリシア以前から、文字の発達とともに、人々に情報伝達や啓蒙、娯楽のツールとして広く親しまれてたものです。文学の特徴は、誰で…詳細を見る -
第17回 その他、芸術のみかた 4/5
4. 建築、インスタレーション建築は人類の生活に欠かせない衣食住のうちの一要素として、数千年から数万年以上の歴史の中で文化とともに発展を遂げてきました。そのみかたを一言でいうと、「生活感」です。見た目ではおよそ住居とは思…詳細を見る -
第16回 その他、芸術のみかた 3/5
3. デザイン現代社会、私たちの身の回りはデザインされたものであふれています。食品や生活用品などの工芸製品、住居や建築物、標識や文書といった事務的告知、さらに広義の意味では、キャリアデザイン(職業を通して人生を構想してい…詳細を見る -
第15回 その他、芸術のみかた 2/5
2. 音楽 日本では「若者のCD離れ」や「音楽離れ」が著しい風潮もあるようですが、それでも流行りのバンドや昔から根強い人気を誇るミュージシャンがいるのも事実。現代社会で最も身近なアートの一つといわれているものが、この音…詳細を見る -
第14回 その他、芸術のみかた 1/5
1. 映像、写真 映画やドラマといった映像作品や、写真も立派なアートの仲間です。実写という枠を超えればアニメーションや昨今人気の3DやCD映像も含まれますね。大衆娯楽はついつい低俗に思われがちですが、素晴らしい作品も多…詳細を見る -
パフォーマンス(演劇、舞踊)ってどう見ればいいの!?
二次元の絵画、三次元の立体の次は、動きを伴うパフォーマンス系の芸術についてです。やはり生身の人間が持つエネルギーというものはすさまじく、その一挙手一投足を楽しめる形態となっています。演劇については俳優の声や視線や表情、躍…詳細を見る -
立体作品や彫刻、オブジェってどう見ればいいの!?
ポージング、モチーフ、素材について 前回までは絵画についてのみかたを紹介してきました。彫刻や人物像など、立体作品をみるためのアドバイスをしていきます。メジャーなものはやはり木、金属、石などの彫刻でしょう。有名なものは『ダ…詳細を見る -
画ってどう見ればいいの!? 2/2
2. 風景画、人物画、静物画、抽象画について 引き続き、画のみかたのコツについてお話ししていきます。絵画の見方は、前回の通り「色」や「対象」や「歴史」といったものに加えて、「構図」というものが関係してきます。とはいえ堅苦…詳細を見る -
画ってどう見ればいいの!? 1/2
1. 色、モチーフ、アイコンについて この回からは、いよいよ作品のみかたについて少し具体的な話をしていきます。原則として、自分が好きようにみるという気持ちを忘れてはいけません。しかし、ちょっとしてコツをつかんでおくだけで…詳細を見る -
“見る”てどういうこと!?
"アートを楽しむために何よりも必要なのは「感じる心」ですが、同じようにものをしっかりと「見る」ことも大切です。今回はそんな「見る」という日常的な行為について考えてみましょう。 まずは、ちょっとした実験を紹介。 両手で三…詳細を見る -
どの美術館に行けばいいの!?
"美術の歴史を少し知り、いよいよ実際に作品を楽しむ準備が整いました。画集やウェブサイトを眺めるのも良いですが、やはり美術館に足を運んでもらいたいところ。本物の画に接して始めてわかる色彩や陰影の具合、雰囲気や迫力といった感…詳細を見る -
「なんとか主義」とか「なんとか派」とかってなんなの!? 4/4
"美術史のジャンルを簡単に紹介する企画の最終回。前回のおさらいとしては「色彩の革命」とされるフォーヴィスム、「形態の革命」とされるキュービスムを経て抽象性の高い分野が台頭してきたことがまとめられます。今回は洗練された表現…詳細を見る -
「なんとか主義」とか「なんとか派」とかってなんなの!? 3/4
"美術史の大まかな流れを紹介するシリーズ。前回は、宗教芸術から解放されて新しい表現が芽生えだした頃の話でした。今回からはやや難解にも思われがちな抽象画の時代へと入っていきます。そもそもの洞窟壁画に始まり、「誰でもわかるモ…詳細を見る